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直近の読書

直近で読んだ本の感想を2・3冊単位で短く書いていってみます。半分は備忘と自分の頭で考えたことを明確に言葉にするために、半分は自分がfeastで行う意思決定の背景の思考回路のネタを開陳できたらという実験です。

『SONY 平井改革の1500日』日経産業新聞 編

元々バフェット・コードさんがおすすめしてて気になってた本。Amazonにレコメンドされて購入。2011年の過去最大赤字の約4500億の赤字から2017年の7300億の黒字にもっていった、各事業の動きのまとめ。規模感は象と蟻だけど、痛んだ既存事業をどう再成長の軌道に載せるかが自分のfeastにおけるミッションなので、参考になるかなと思って読んだ。

・モバイル事業の立て直し計画を6週間でまとめる。
・現場と数字とリソースを見て、最適な投下資本量と作戦を決めていく
・PSVRはPS4保有者の中のコアゲーマーで10%

みたいな、数字や原則の感覚が掴めてよかった。自分はスタートアップ的なブレーキ外して狂気的に突っ込むみたいなやり方は苦手だけど、事実に基づきながら超高速に回すのが事業再生やターアラウンドに求められるだろうし、できるにようになっていきたい。

『ベルリン上の空』『ベルリンうわの空 ウンダーワイルド』香山哲

やわらかい社会派の漫画が読みたくなんとなく購入。ベルリンに移住した漫画家が自分の日々と思索を描く。社会保障や移民、日独の都市の比較などがメインテーマ。淡々と暮らす、自分自身をあまり動かさないことで、社会や都市の変化を感じ取れているようで、柔らかくて鋭い感性というのがあるのだなあと思った。自分は自身の変化量が割と大きいし、それによって自己肯定感を得ている節があるけど、それだけだとこぼれ落ちるものが多いし、自分の視点が固着化していく危険性があることを忘れずにいたい。

『<ネット広告&通販の第一人者が明かす>100%確実に売上がアップする最強の仕組み』加藤公一レオ

ILLUMINATEのCRMに関わっていて、feastにもアドバイスをくれるゆきさんおすすめの本。通販界隈、特に単品通販領域のレジェンド加藤公一レオさんの代表著作。

Web広告におけるCVRについて、ステップでの本製品購入から、モニター価格の格安プランによるリスト入手→ステップメールによる引き上げという2つのフローに分解した方がCPAが劇的に下げる、という手法の開発はイノベーションだと思う。自分はノウハウや事実を抽象化して再度別の事象に当てはめる、ていう思考プロセスをよくするけど、これって営業でよくやられるフットインザドアの応用編だと思う。自分の経験や知見をfeastに再適用していきたい。

コンバージョン率とアップセル率を向上させる施策はfeastでも実装可能なので、テストしたい。









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