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男でも女でもどっちでもいいけど

やりたいもんはやりたい。

ツイッターランドで生活しているとよく見かける「ジェンダーリビール○○」。
ケーキだったりおにぎりだったり、パンだったりお茶漬けだったりクッキーだったり、多種多様な食べ物で生まれてくる子供の性別を発表するイベントである。(イベントだよね?)

冒頭に書いた通り「男でも女でも別にいい」と思っているクチではあるけど、ツイッターランドで刷り込み教育をされていたこともあり、性別がわかれば自身もやりたいと思っていた。夫に対して。

どっこい聞いちまったんだな、性別。夫も一緒に病院で。

さてどうする?やめる?と一瞬考えたけど、そんな考えは一瞬で消え去った。そして出た答えは夫に「知らないふりしてジェンダーリビールケーキを切れ」だった。
同じく31歳の夫に対して無茶振りにもほどがある。

しかし、夫の解答は「任せな」だった。流石脳筋ゴリラのわたしと結婚しただけの適応力がある。

そうと決まればあとは作るだけってもんよ。

またまたツイッターランドでバズっていたいちごスペシャルを使ってケーキを作ることにした。
このライフハックをツイートしてくれたお方には感謝しかない。

これならできるって思うじゃん?
生クリームきれいに塗ればいけるって思うじゃん?

結果がこれよ


忘れてた、脳筋ゴリラは手先も不器用なゴリラだったって。ツイッターランドに溢れるキラキラジェンダーリビール○○は、手先が器用なボーイ・アンド・ガールによって作られてるってわけよ。
きれいにクリームを塗る力量があるからこそ、ツイッターランドでこういうものがバズるわけよ。

帰宅した夫に猫なで声で「今日は夕飯以外にサプライズがあるの😚」なんてつたえれば、相手も私より高い声(我が家ではちいかわボイスと言っている)で「エッ…もしかして…性別が、わかったって、コト…?!」と返してくる。
流石我が夫、ちゃんと乗ってくれるじゃないか。

早々に夕飯を済ませ、ジェンダーリビールケーキを持ってくると、想定外に夫の反応はよく「これ作ったの?!」と驚いているようだった。
作ったのはヤマザキパンの工場で、わたしは具材を切って生クリームを塗っただけだけどね。

ちいかわ「ドキドキ…!」
わたし「どっちかな?(知ってるけど)」

選ばれたのはおんなのこでした

ちいかわ「ワーッ!俺、プリンセスのパパになるの?!」
わたし「まだ股かっぴらいてないからわからないけどね」

超音波検査で見えた我が腹の子は、西川貴教の名曲HOT LIMITのサビよろしく顔に腕を組み、頑なに下半身を縮めていたので男児である可能性もまだある。
まだ股を確認できていない以上、わたしの中では半信半疑だ。疑ってかかってもばちは当たらないだろう。

写真を撮るよ、と伝えてカメラを構えれば我が家のちいかわは目をキラキラさせながらプリンセスのポーズをした。かわいい。わたしより女子力がある。
一緒に食べたケーキはさすがヤマザキ、とても美味しくて一流企業の姿勢を感じた。

ぜひジェンダーリビールケーキをやる未来のご家庭はヤマザキのいちごスペシャルを買っていただきたい。
そしてもし万が一次に作るときにはクリームを上手に塗れるようになりたいと思った。



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