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京都芸術大学の入学ガイダンスに思う

4月の入学ガイダンスに出席して以来、、課題に追われているうちに、いつの間にか5月。

昨日はクロッキーの練習に明け暮れた、、このペースだともはや2年で卒業は夢のまた夢だ。

その入学ガイダンスの話。

対面で会える機会はもうないかもというので、せっかくだから外苑前キャンパスまで入学ガイダンスに行ってきた。イラストレーションコースは朝9時30分からって、、若者が多いはずなのになんでそんなに早いのっ。

若者=寝坊するという思い込みと自分も若者に負けずに寝坊するぞっちゅう変な対抗意識が相混ざった複雑な心境で眠い目をこすりながら向かったが、案の定遅刻。

場所は明治記念館の向かい。裏側に回ったところに入口がある。へえ、こんなところにあったんですね。すごくいい場所。

ところでこのガイダンス、16日にやるって開催が遅くないですか??

1日から授業が公開されているから、なんだかあわてて始めたのだが、最初の「美術解剖図」でえ?いきなりClip Studio Paint使うの?「左右対称ツールを使って構いません」ってなに??

やっぱり、、ソフトが使えるようになってから入学すべきだったんじゃないのか??チュートリアルはちょっとだけ見たけど、使い慣れてるアイビスペイントより明らかに複雑で、illustratorに近いんじゃない?これ。その分アイビスペイントが神に思える。

だいたいクリップスタジオってパレットが安定しないんですけどー。。。

涙目でビデオを見ながらなんとなくいじっているうちに、ふむ、とりあえず「左右対称ツール」とやらで課題の人体骨格を描くことができた。やってみるとこのツールけっこう便利じゃないか。

そしてIllustratorで骨の名称を書くって、おいおい、Illustratorもチュートリアルの途中なんだってば。そう思いながらテキスト入力をやっていく。なんだかラインがすぐ動いて慣れない。

問題は課題制作って、やりだすと途中で止められないこと。何故なら明日になれば忘れる自信があるから。夜中までかかって課題を仕上げてやっと一安心できた。

こんな具合だからこの先どーすんだよ、と思っていたら、なんと外苑前のガイダンスで「最初にデジタル演習A-1をやってください。ここでクリップスタジオを基礎から教えています」と。。

ええっ!?それ早く教えてほしかった。。というかAirUのマイページの頭?いやシラバスの頭に「初心者の方はこの順番でやりましょう」と示しておいてほしい。

実はIllustratorの基礎はデジタル演習B-1にあって、これは夏期にならないと公開されないらしい。そういうのも事前に案内してほしいなあ。。。Illustratorを駆使するような授業はどのくらいあるんだろう??絵を描くってClip Studio Paintが中心なんじゃないのかな??

入学ガイダンスを聞きながら、ブツブツ、、そしてこれもやはりわかりにくのが「履修計画」。

何をいつまでにいくつ終えてないと次に進めないルールが多すぎる。そして課題の提出期間が短かすぎる。

ガイダンスを聞く前に、とりあえず1年次の最初の科目からやるに違いないと思っていたが、しかしよく見ると「春秋」「夏冬」に提出期間が分かれている科目は要注意。年に2回しか提出のチャンスがないことになる。

何を優先してやるべきなのか??そしてコースの専門科目以外の授業はどう履修すればいいのか??

「体育」ってあるけど、外苑前で受けてもいいの?ドッチボールとかやるのかな?得意の卓球だったらいいな。とか。アホな疑問は尽きない。

出口のところに相談窓口があって、京都弁のやさしそうな女性のスタッフが専門以外の科目について少しだけ教えてくれた。

「2年でやろうとしてるんですか?」と驚かれたが、それくらい2年で卒業できる人は少ないらしい。

家に帰って早速履修計画を立て直さなければ、、そう思いながら外苑前キャンパスを出た。

とりあえず「美術解剖図」の次に「デジタル演習A-1」と「レイアウト・構図」を並行してやりながら、効率的な方法と順番を模索してみることにした。

課題の内容は最初に見ておいた方がいい。課題で何を求められているのかを把握してから各動画を見ると、何が大事なのかが見えてくる。だって、動画の内容を全部覚えるのは無理だし、わからない時はまた調べればいい。

そして、まずは専門科目を先に全部やってから、共通や総合科目をやればいい。(相談窓口の人は中に挟みながらやってくださいと言ってたけど)

特に季節の提出期間に限りがある科目は、初夏秋冬と4つに区切られたその期間にいくつずつこなしていくかを先に決めてから、後の科目を割り振っていくべきだろう。。ふむ。

何にもよくわかってないが、それなりに夢のような計画はたてられそうである。

ただ唯一の救いは、課題をやるのがちっとも嫌ではないこと。まだまだ下手ではあるが、やり方がおかしいんじゃないかと自分でも思うことはあるけれど、なんとか覚えようとかクリアしようとかいう気持ちがあるので、うんうん唸りながらも楽しんでできることは強い。

もっとツールをささっと使いこなせるようになったら、もっと描くのが楽しくなるんだろうなーと腰痛の腰をさすりながら思うのである。

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