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【検証】ドラゴンズ打線、低めが苦手説

皆さんこんにちは。ドラスタ | Dragons Stats (@dragons_stats)です。

厳粛なドラゴンズファンの皆さんは普段試合を見ていてこのように思ったことは無いでしょうか。

「この打線ゴロ多いな…」

実際にピッチチャートを見ていると低めの変化球に手を焼いていることが多く、タイトルのような仮説を立てるに至ったわけです。

タツ、フライボール革命とか小バカにしてそうだもんな~。少年野球みたいに「ゴロを打て!!!」とか指導してる気さえしてる。さすがにそれは無いと思うけど。

というわけで、セ・リーグ6球団の2023年データを使用してゾーン別のOPSを可視化してみました。結果はこちら。

いやドラゴンズのOPS全体的に低いな…
元々のOPSが違い過ぎて低めが苦手かどうか判断できねーよ!というツッコミが聞こえてきそうだったので、もう少し評価しやすい形に変えてみます。

次は、各ゾーンのOPSをチームの平均OPSと比較して差を出してみました。
結果がこちら。

チーム平均より値が大きければ+(赤)、小さければ-(青)で表しています。

こう見るとドラゴンズが他球団と比べて低めを苦手にしているようには見えませんね。ただし、この結果はボールゾーンを排除しているので、ボールゾーンも含めると違った景色になる可能性はあります。

しかし巨人とDeNAは優秀ですねえ。巨人なんてこんなに打のチームだったのに今年はどうしちゃったんだ…(笑)阿部慎之助、恐るべし。

というわけで、今日の仮説を証明できるデータは出てきませんでした。別にドラゴンズはそれほど低めを苦手にしているわけではない、という結論で良さそうですね。タツ、疑ってごめん。

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