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二十四節気

二十四節気

太陰太陽暦(旧暦)で、季節を表すために用いられたのが、二十四節気。
二十四節気は、1年で1周360度をめぐる太陽年を24等分したものです。
※一覧表は下↓にあります。

二十四等分の方法=平気法・定気法

冬至から冬至までの時間を24等分に分割する平気法が用いられていたが、
天保暦(天保15年1月1日1844/02/02~明治5年12月2日1872/12/31)から、太陽の位置を計算し、太陽の黄道上の動きを、視黄経の15度ごとに24等分(空間分割)する定気法が採用されました。

四立

立春・立夏・立秋・立冬をまとめて四立といい、四季の区切りになります。
小寒や大寒の寒中見舞いは、立春から余寒見舞いへ変わり、
小暑や大暑の暑中見舞いは、立秋から残暑見舞いへ変わります。

二至二分

冬至・夏至・春分・秋分をまとめて二至二分といいます。
太陽黄経0度が春分、90度が夏至、180度が秋分、270度が冬至です。

四立と二至二分をあわせて八節と言います。

二十四節気の2種=節(節気)・中(中気)

全体を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらに各季節を6つに分けて、節(せつ)(または節気)と中(ちゅう)(または中気)を交互に配します。

閏月

月の満ち欠け周期による12か月の日数(太陰暦の一年)は、29.5日×12か月=354日となり、二十四節気が一巡する太陽年の日数(太陽暦の一年)よりも約11日短く、その差は3年でほぼ1か月に達します。
太陽太陰暦ではこの1か月を閏月とすることで、ずれを補正します。
ずれが重なると中気を含まない月が現れるので、その月は閏月となります。

二十四節気の中気による月の決め方

太陽太陰暦では、暦と季節のずれを調整するために、各月の朔日(=新月=1日)前後に対応する節気が来るように、月のうちに含まれる中気によって月名を決めます。
例えば、正月中の雨水を含む月は正月=一月ですから、正月節である立春とともに1月となります。

季節の3分割=三侯(初・仲・晩)

各季節を「初・仲・晩」の「三候」に分けるときは、初春(立春・雨水)、仲春(啓蟄・春分)・晩春(清明・穀雨)のように、2つの節気ごとに分けられます。

二十四節気一覧

参考:国立天文台 曆用語解説より https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/faq/24sekki.html

地球暦で見る二十四節気

太陽系空間地図 地球暦より https://heliostera.com/twentyfourdivision

地球暦で見るとより見やすくわかりやすいですね。

詳しくはこちら↓で...


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