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ゲーム制作のために用意したドット絵の変化の話


所謂2Dアクションゲームなどを制作している訳だが、どうしても必要となるのが絵素材。特に自分のオリジナルキャラを作った場合はどうしても自前で用意しなければならないからだ。

そんなドット絵について軽く、昔から細々と作って細々と公開していた私の雑談。

1.初めてのドット絵

初めてのドット絵は誇って見せられるものではない。でもアクションエディターを触れている人なら「なるほど」と思える質である。実際それぐらいからスタートしていた。

最初に公開したゲームのキャラの一部抜粋

中にはデフォルトのキャラをそのまま採用している。実際当時はドット絵の描き方を深くは知らず、恐らくさっくりと描いた絵となっている。また、当時は描くためのツールも知らなかったというのもあるかもしれない。

尚、この最初のゲームに出てきたキャラは後のゲームにも何度か登場している。勿論、全部がそのまま採用されているわけではなく、その時の画質でリメイクしている。

現在の画質で安定し始めてる頃のゲームのスクリーンショットも貼っておこう。

キャラだけでなく地形やギミックなどにも執筆が入るように

明らかに変化があるのは分かるだろう。
いきなり陰影の技量が身についたわけではない。色々とゲーム制作の過程で身についたのが私のドット絵の技量である。

私の初めてのドット絵も、大したことはないのである。

2.画質変化についての考察

私のドット絵の変化のキッカケはコンシューマーゲームのドット絵を観ていたからだろう。そして『リアル調の画質をドットで表現してみたい』という好奇心からだ。

スーファミ時代のゲームは勿論、PS時代でもドラクエ7とかの敵グラフィックはゲーム制作前からよく観ていた。そして自分でもどこまでできるかという好奇心がそれにより後押ししていただろう。

更にドット絵を描くためのツールを検索した。その時に手頃で使いやすかったのを見つけており、今も愛用しているのがEDGEだ。

無料で試したいならEDGEの方を、更に多くの機能を使いたい場合は有料であるEDGE2を試してみる事をオススメする。

アクションエディターは256色のドット絵の都合もあり、相性は非常に良かった。最初の頃はペイントで無理やり描画していたが、配色の制限に苦労していたので明らかに作りやすかったのもあった。

尚、現在のアクションエディター4については設定次第でフルカラーにも対応可能になので256色の制限がある訳ではないが。

リアルだけの方向を狙ったゲームも作ったことがある

いずれにしろこのみの系統のドット絵を観ていて、その方向に変化していって今に至ると考えたら良いかもしれない。

3.アクエディのデフォルト絵への余談

一部の人はアクエディのデフォルト絵について苦言を呈するものも多いが、私は全く思っていない。

私の考えとしてはそのデフォルト絵は非常にかきやすく、いきなり制作ごと初めた人もとりつきやすい特徴がある。私もその画質から始まった身なので何も違和感は無いのである。

またアクションエディターの素材を探すとリアル調よりもデフォルトに近い絵が出やすい傾向にある。デフォルトと馴染まない絵を置くと違和感を覚える人が居るからだろうと考えている。

元々がツクールなどと比べても極めて少ないので自分の意見はあまり参考にならないだろう。マイナーなツール故にその辺が弱点でもある。

まとめ

私のドット絵もあくまで独りよがりの独学なので、それっぽい説明は一切できない。あくまで好きなコンシューマーゲームがあったから、それに近づいただけに他ならない。

一方で自分がドット絵に手を付けた原因はアクションエディターに触れたことになる。もし知らなかったら、この世界に入ることはなかったもかもしれない。それぐらい私にとっては大きなキッカケでもあるのだ。


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