ジャンプ力を高める3つのコツ
今回は久しぶりにトレーナーとしての記事になります。
私はこれまで10年以上、トレーナーとして数多くのスポーツ現場で活動してきました。試合帯同、トレーニング指導、コンディショニング、栄養講習、ストレッチセミナー、テーピングセミナー、応急処置講習などなどトレーナーとしての内容はある程度行ってきたと思っています。
特に力を入れているのがトレーニング指導とセミナーなどの講習会です。
講習会では一般的なトレーナーの知識に加え、自分の経験から得られた知識をプラスαして話すことで怪我が防げたり、怪我の応急処置が分かって復帰が少しでも早くなったりするからです。
それだけでなく、トレーナーを志す学生などに相談されたりして、少しでも彼ら彼女たちの役に立てればな〜と思っています。
そしてもう一つ、トレーニング指導。
トレーニングをしたら必ず勝てると言うわけではありませんが、パフォーマンスは必ず向上します。そのトレーニングを指導するのは当たり前ですが、それだけでなく、トレーニングの重要性や指導するトレーニングの意味を競技に繋げることで、やらされているトレーニングではなく、自主性のあるトレーニングを行い、選手自身の成長に繋がればいいな〜と思っています。
私が活動している競技は主にハンドボールとバスケットボールです。その2つの競技には共通点が多く、トレーニング内容も似てきたりもします。
例えばボールを手で扱ったり、ボールを投げたり、ジャンプをしたり。。。
本当に共通点が多いです。その中でも今回はジャンプ力を高める3つの要素を書きたいと思います。
⑴筋力をつける
身体を動かすのは筋肉です。そのため力を発揮するためには筋肉をつける必要があります。
例えばジャンプする際にはお尻の筋肉、太ももの筋肉、ふくらはぎの筋肉などを主に使います。それらの筋肉を正しく鍛えることでジャンプ力は向上することが分かっています。
以前のnoteに書きましたが、
パワー=筋力×スピード
です。
なのでまずは筋力をつけた後でスピードを高めるようなトレーニングも必要になります。
⑵身体の使い方を良くする
これは⑴と並行して行うといいかもしれません。
ジャンプする際には先ほど述べたようにお尻、太もも、ふくらはぎの筋肉を主に使います。それらを効率よく使えればいいのですが、太ももの前の筋肉を優位に使ってしまうと最も筋力の強いお尻の筋肉がサボってしまいます。そうなればジャンプ力は低下してしまうので、身体の効率の良い、正しい使い方を習得する必要があります。
⑶腕の振りを正しく行う
そして最後がこれ。
ジャンプで主に使う筋肉が下肢の筋肉です。しかしこの腕振りが結構重要になってきます。
例えば歩くときには腕を自然と振って前への推進力を出します。これはジャンプも同様でジャンプする際には必ず腕を振るはずです。
実際に試してもらえれば分かりますが、腕を振った方が間違いなく高く飛べます。
このようにこれら3つの要素を高めることが出来ればジャンプ力は必ず向上します。
1つ改善するだけでも向上します。
しかしどれが足りていないかを確認するには専門家の運動評価が必要になることがあります。
もしどれか判断したい場合は、コメントください!
それでは!
ご参考までに。
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