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筋肉痛とストレッチ

現在、私は筋肉痛です。

昨日のトレーニングでこれまで行ってきたスクワットやランジ、サイドスプリットスクワットなどをいつもより重量を上げて行ったせい(おかげ?)だと考えています。

実は筋肉痛が出るのって慣れてくるんです。

というのも、久々の運動をすると筋肉痛はほぼ100%出現します。しかしその運動を定期的に継続することによって、その筋肉痛は出なくなってきます。なぜかというと、身体がその刺激に対して慣れてしまうからです。

トレーニングの原理原則の一つである過負荷の原理、漸進性の原則がこういうことです。

こちらを読むとそんな知識増えます↓

ということで、今回はストレッチが筋肉痛に効くのか?ということについて研究論文レベルで紹介したいと思います。


ストレッチが筋肉痛に効かない?

結論から言うと、ストレッチは筋肉痛には効きません。しかし筋肉痛が出現する関節可動域の向上にストレッチは効果があります。

ストレッチと筋肉痛に対して、数多くの研究論文が発表されています。

Visual Analogue Scale(以下VAS)という疼痛評価スケールを用いて被験者に対して行うことが多いのですが、これまでの研究ではストレッチ後の筋肉痛の度合いに関して、効果が否定的なものがほとんどです。

しかし疼痛の出現する関節可動域に関しては効果があると発表されています。

例えばもも裏の筋肉痛で足を90度上げたら筋肉痛が出現するのが、ストレッチ後は100度まで上げれるようになった。ということです。でも痛みに関してはそこまで変わらなかったそうです。

まとめ

筋肉痛の緩和を目的にストレッチをしても効果はありません。

しかしストレッチには様々な効果があるので、精神的にマシになることもあるので、一概には言えませんが。。。

今後、筋肉痛に対して何が効果があるのかをもっと調べていきたいと思います。


参考文献
第38回日本理学療法学術大会 抄録集・遅発性筋痛に対するストレッチの効果


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