競技だけしていて上達するのか?
私自身、サッカーを10年近く行ってきました。
県の代表選手になりましたが、上には上がいます。
選抜選手には当時の年代別日本代表がいたので、勝てるわけもありません。
諦めるな。
と言われるかもしれませんが、あれを見ればサッカーだけをしていても勝てるわけはないと、学生時代に思ったのを覚えています。
さてそんな今回はその競技だけをしていれば、上達するのかをトレーナー目線で書きたいと思います。
野球なら野球だけで上達する。
サッカーならサッカーだけで上達する。
もしあなたが指導者や選手であるなら、この考えを改めた方がいいと私は思っています。
負けたのは練習が足らなかったせいだ!
もっと練習しなければならない。
となって練習量が増える、強度が上がる。
もちろんそれも大切ですが、怪我のリスクも高くなってしまいます。
ほとんどの人はそれを知っているのに、他の術がなかなか見つからず、このように練習量で補おうとしてしまいます。
では私から質問です。
・同じ練習をしているのに、チーム内の選手に上手い下手があるのでしょう?
おそらくこう思ったでしょう。
・一人一人身体つきや使い方が違うんだからしょうがない
そうです。そうなんです。
実は答えはわかっているんです。
身体つきが違う。身体の使い方が違う。
少し話は逸れますが、サッカーの練習ではサッカーの技術が養われます。
でもスポーツは技術だけでは勝てないことを知っているはずです。
スポーツでよく言われることで心技体とあります。
これは心(精神)と技(技術)そして体(身体)のそれぞれがいい状態にないと上達しないということです。
じゃあ身体の使い方、身体つきをよりよくすれば、より効率的かつ怪我のリスクも少なく、そのスポーツを楽しみ、上達することができます。
これは怪我も同様です。
同じ練習をしていて怪我をする選手としない選手。
その違いは身体の使い方と身体の筋力・柔軟性にあります。
痛みは誰でも日にちが経てばある程度引きます。
しかし使い方や筋力・柔軟性は日にちが経ても改善はしません。
しっかりと目的に沿ったトレーニングやリハビリテーションが必要になってきます。
もしあなたが競技だけをしてパフォーマンス向上を望んでいるのであれば、
それは間違いだと気付き、心技体の体の部分を向上させると結果として
パフォーマンス向上に繋がるでしょう!
参考までに!
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