今年の音楽を振り返る2021

やゆよ!棒付きドラゴンです。


TLで音楽の話がしたくてそういう傾向のあるフォロワーを増やしていったら皆ブログとかやってて感化されたので書こうかなと思いました。

僕が今年聞いたってだけで今年の曲とは限らないです

早速やっていきます

はじめに

曲を何で知るかを書き記しておきます。

主に仕入れとしてよく使うルートはTwitterでフォロワーさんが共有してる、tiktokで流れてきた、音楽ナタリーなどの記事で興味を持った。これがメインです。そしてその雑多なナンバーたちを一度保存したうえで、月に200曲ほどのプレイリストを作成し、それをずっと流すようにして音楽を聴いています。

みなさんの曲に対するスタンスもよければコメントなどで教えていただけたらなと思います。今年のベストな一曲も是非。ではどうぞ。

泣いたままで listen to me / バービーボーイズ

今年は最新曲を聴きながら音楽のリバイバルと向き合う機会が多くありました。
またベテランのアーティストたちの曲がサブスク解禁など、自分が生まれる前の曲もたくさん掘ったなぁという印象です。
その中でもバービーボーイズのこの曲はツインボーカル、ソプラノサックスという特色が詰め込まれたナンバー。歌詞に拍がたまに裏だったりするのもルビーの指輪初めとするこの時代のアヤシイ曲って感じがしてとてもよいんですよね。
あと「ぜ」で終わる歌詞も好きなんですよね。どうしようもない関係性の終わりの中でもがく人間のザラついた感情がよく出てるなとか思いながら聞き込みました。

YOU SPIN ME ROUND / Dead Or Alive

掘り出し系2曲目。今年はユーロビートについて語る夜が幾つかありました。僕らの世代では少し前の音楽という認識が一般的な気がしますが、これを変えてくるのが頭文字Dや湾岸などのレースゲームで、当時ドップリだった俺たちは箱根を爆音で爆走してたんですよねぇ。五反田の鳥貴族でこの曲で盛り上がったのめちゃくちゃいい空間でしたね。おい中学生俺。今は本当に免許を取って実際に走ってるぞ。
新東名は乗る前にガソリン入れといたほうがいいぞ。

纒 / ET-KING

ET-KINGは今年かなり動向を見せてくれたグループですよね。でも感染症の煽りを受けたというより、出来ること、やりたいこととじっくり戦ってこれからを決断したという感じがあって凄く元気付けられました。
この曲はアキナという芸人さんの出囃子に使われているのですが、そのアキナに興味を持ったキッカケが今年メインで応援していたアイドルなんですよね。
そのアイドルも今年グループ卒業を決意されたのですが、同じように、未来に向かっての選択を感じさせてくれて、この曲への思い入れも強まりました。
マイク一本火事のモト。

なんとかなる feat.般若 / SAM

凱旋おめでとう!言葉遊びと耳心地のよさにおいて本当に天才的なんですよねSAM。
般若に憧れて始めたラップでビッグになって、曲一緒に作っちゃったというドラマが一曲に詰め込まれていて、お互いのサンプリングが所々に散りばめられてるのがマジアツいんすよ。

tyoytのビートもめっちゃオシャレで、あとPVも地元で撮ってる胸アツシステムなので絶対に見てください。考え込むことと同じくらい、楽観も大事なことを気づかせてくれる曲です。デッケェ声でほら なんとかなる。

마지막처럼 (AS IF IT'S YOUR LAST) / BLACKPINK

K-popまた盛り上がってきてて、BTSなど世界に向けた楽曲というカテゴリについて向き合う年でもありました。BLACKPINKはK-popアーティストの中でもエンタメの意識がかなり高めで、その甲斐あってかPVの再生回数は軒並み記録的。

その中でもこの曲はあまり表に出てくる曲では無いのですが、BLACKPINKをランダムで流していた時にこれが流れた時一回手を止めてしまいました。
この曲サビがめちゃくちゃレトロでちょっと他のバチバチライブ向け楽曲と比べると苦味があるんですよね。そこがたまらないというか、あのBLACKPINKがこういうのもいけるんだっていう嬉しさがありました。レリサの顔面は美術品なのでみんな見てくださいね。

paradøx / 花鋏キョウ

バーチャルで活動されてる方々の楽曲を耳にすることも増えました。P丸様が単独で両国国技館でライブやったってマジ?一万人キャパやろ?ってなるくらい疎いというか多すぎて距離を取ってしまっていたのですが、えのぐなど友人フォロワー通して流れてくるものもいくつかあり、少しの興味はむしろ一定量を保ってるという感じだったので、深夜につけたバーチャルライブを取り上げた番組を見るに至りそこで知った曲です。

シンプルな曲なので声の持つ力が際立っているのがおススメポイントで、新しい時代と今までの音楽が包含されている感じ凄く好きなんですよね。あと先日カラオケで歌ったら結構難しかったです。予想しやすいメロディラインじゃないのも、時代のカラーがでますよね。ミスチルのAメロ一回で覚えるの無理だし。KMNZのライブとかも行きたい。

あさひ / 花譜×佐倉綾音

バーチャルからの曲でもう一つ。これは曲もすごいしPVも綺麗で、なんかここまできたんだなぁみたいなことを思ってしまいましたね。花譜はカンザキイオリ名義で作曲に関してはもう結果を残していますし、佐倉綾音は言わずもがなでかなり豪華なコラボ。そして二人とも感情を乗せる歌い方が上手すぎる。歌詞は個人的には女性同士の恋愛の話でもしているのかなと思っていますが、周りに明け透けに出来ない恋愛全ての話でもあります。この気持ちは本物なのに!は最初に聞いたとき少し視界が滲みましたね。

かいかのMUSIC / 開歌-かいか-

ゴスペラーズを胎児の頃から聞かされていたのでアカペラは定期的に聴かないと死ぬのですが、ペンタトニックスのアヴィが辞めた時しばらくそれがあいて、またそれが戻ったのがこのグループに出会ったおかげです。地下の対バン自体も久々で、受身で行ったセレネで一発で掴まれましたね。

良かったのは1人ずつメインが割り当てられてるところとかクラップが初見じゃ絶対出来ないのにやらすとことかで、竜とそばかすの姫、僕たちはみんな大人になれなかったなどの映画で歌と生活の密接な結びつきを感じた今年に聞けて本当に良かったです。こちらも来年に定期公演は行きたい。あと男性VoのアカペラグループはHOME FREEがおすすめです。

What Do You Want Me to Say? / Dismemberment Plan

やっぱりなんだこれ!?ってなる曲が堪らなく好きで、それは前に知らない曲ばかりを聴く耳と知ってる曲をよく聞く耳と種類があるみたいな話をしたときに自分が知らない曲無限インプットマンなのではぁ?ってなる曲の方がハマりやすいと自覚しました。これもう不安になるギターリフからのジャカジャカのサビまでが意味わからな過ぎて最高なんですよね。ちょっと難しいかもしれないですけど、コレハマれる人はなかなか耳が肥えてると思います。自分で言うなや。

Talking Box / WurtS

これも意味わかんない系統で、何がってピアノで弾けませんよねこれ。というか、音を着地させない。tiktokで使われてかなり流行っている印象ですが、やっぱり曲自体はシンプル、でも少ない音の数と短いサビ(tiktokで聞かれる範囲)の間でものすごい詰め込む今のバズり曲を体現してる曲だと思います。WurtSは他の曲も一発の聞き惚れさせ力(りょく)みたいなのがすごい。


まとめ

以上になります。今年は振り返るとヘッドホンで聞く耳元の音楽が多かったです。ライブに行く回数が少なかったので、作りこまれたような曲がハエた年になったなぁと思います。

毎年狙ってこういうジャンルを聞こうというのは無いのですが、不思議と寄っていくもので、2021年の家でヘッドホンをして聞くインドアオブインドアソングが来年はどう移り変わっていくのか、楽しみです。よいお年を

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