★国語教師(14)
学校では読売新聞を購読しています。石上先生が読売ジャイアンツのファンだからです。今朝は以下のような投稿が掲載されていましたよ。
【70代前半の主婦。夫との関係に悩んでいます。
夫は、「同じ料理ばかりだ」などと、私の作った料理に文句を言います。私は料理が得意ではなく、そのことは結婚前から夫に話していますが、夫は、「結婚したら変わると思った」と言い、料理について文句を並べ上げます。私は夫の言葉に傷つき、結婚してから何度も食事の時に言い争いをしてきました。
若い頃は離婚も考えましたが、子どものことを考え、我慢してきました。
しばらく、夫は文句を言わなかったのですが、最近また「同じ料理ばかり食べたくない」と言いました。
夫の言葉がストレスとなり、私はその夜、食べたものを戻してしまいました。夫に伝えると、「自分もストレスで胃腸がおかしい」と言われました。互いに変われません。残り少ない人生、この人とどう過ごせばいいですか。(広島・R子)】
なんとも不幸な夫婦ですよね。毎日の食事のことで争うなんて。全く想像できません。
僕も睦美も調理が大好きなのでこの夫婦のような喧嘩は考えられません。奥さんは調理があまり好きじゃないんでしょうね。誰にでも得意、不得意がありますのでこれは仕方ないことです。
旦那さんは奥さんに調理の期待をするのを諦めて自分で作ればいいと思うんですよ。
この夫婦の問題点は解決方法を他者に委ねていることです。奥さんは努力して料理のレパートリーを増やせばいいし、夫は妻の調理技術向上を諦めて自分で調理の腕を磨けばよい。その努力を怠り相手に対して不満ばかり言う。
夫はたまに奥さんを外食に連れ出せばいいと思うんですよ。新しい料理のヒントが見つかるかもしれないし。
僕と睦美はときおり知らない店にいき、珍しい料理を注文します。それを食べながら「これ、美味しいね」「うんうん、少しだけカレー粉を入れてるね」「そうか!カレー粉かー。今度僕もやってみよう」
こんな感じで外食を楽しんでますよ。やはり勉強でもなんでも自助努力って大切ですよ。天から幸せの粉が降ってくるのを待つというやり方を否定するわけじゃないんですけど、自分たちがもう少しだけお互いに努力すれば解決できることって色々あるんじゃないでしょうか。僕はそのように思います。
仲良し夫婦継続のコツは互いの立場、気持ちを尊重、ぶつかるエゴを回避するため少しの忍耐、だと思うんですよ。まだ結婚してない僕がいうのもどうかと思いますが。
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