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280DAY -2023奥多摩見聞録 其の9-

 今日はとても晴れた。昨日の不安定な天気とは打って変わり、澄み切った青空が広がった。奥多摩合宿も早半分にさしかかり、とても時間の流れを感じずにはいられない。 

 松永先生が昨日から泊まっており、古民家の雰囲気もどこか変わった。松永先生が1人加わるだけで、合宿はよりエキサイティングになる。先生のワードセンスが笑いを誘い、学びを深める。合宿がより色鮮やかに、高みに彩られる。

 先生によって、奥多摩の環境によって、生徒たちは成長する。例えば、叱られたとしても、それは後々になって成長し、笑い話になる。それを楽しめるから、奥多摩はやめられないのである。

 軒下の簾から透けるように緑と青のコントラストが見える。窓から吹き抜けた風が室内に吹き渡る。

畳に胡座をかいて机に向かう。これができるのはここくらいだろう。
奥多摩の空気が吹き抜ける縁側で学にふける。
味噌豚と茄子の揚げ浸し。
唐揚げ(三種)
時には休む。休めばまた動けるから。
焚き火は最高だ。

 こうした取り組みをこうして拡散するにあたり、僕はいつもこの環境を体験して欲しいと強く願う。文章で伝わるものではないからだ。そして、この貴重な体験ができるのは若いうちしかないのである。

 何度も言うが、もう半分である。



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