Dr.美子に指導された方はどう思ってるの?   Part 3ー上級国家公務員受験体験者から(2)

 大学受験以来、理系一筋で来た私は、社会科学などは取るに足らぬ学問だと思っておりました。しかし、机上の空論ではなく、地域の現場を知る、美子先生の実社会と結び付いた講義により、社会科学も奥の深い、面白い学問であると認識しました。上級公務員試験は、文系ならエリート官僚への登竜門です(最近応募者が減ってるとか?)。だから「皆がお前には無理だ!」と言った訳です。

 肝心の国家公務員試験の結果はどうだったかって?はい、何と「合格!」でした。これには、私の周囲も驚きましたが、私が一番驚きました。何しろ、高校生のときには、世界史は学年でビリから2番を取ったこともあるのです。結論から言いますと、入りたい研究室は、入る人が既に決まっており、空いている研究室には私が興味を持つテーマが見つからず、工業技術院への就職を断念しました。

 しかし、それでも一番最後に、計量研の所長が自宅にまで電話を掛けて下さり、面接に呼んでくれたのですが、いまいち興味が持てず、結局入所をお断りしてしまいました。今、改めて思い出してみると、その時の、溌溂とした所長こそが、数年前に池袋で暴走事故を起こして、世の中から「上級国民」と揶揄された、若き日の飯塚幸三氏でした!世の中、狭いものです。

そんな訳で、誰もが「無理!」と言われるような志望先に憧れて、Dr.美子に指導してもらうと、「無理」が「合格」になる、貴重な体験をしました。

Dr.美子に関わると、何やら思いがけないところで、人間関係が発展するような気がします。科学的な根拠はありませんが。

 

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