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地震を考える時のスケール 2 海と海洋プレートの誕生

おはようございます。南海トラフ巨大地震や相模トラフの地震などは海溝型地震に分類され、海のプレートが陸のプレートの下に沈み込むため、ひずみがたまり、ひずみがたまり過ぎると地震が起こる (動画1)

動画1 海溝型

ところで、

海のプレートが陸のプレートに沈み込む理由は何でしょうか?


答えは、海のプレートは陸のプレートよりも重いからです

ではなぜ、海のプレートのほうが重いのでしょう?


それから海のプレートは陸のプレートの、どこまで下方に沈み込むのでしょうか?


答えの動画です

動画2 海ができて、海洋プレートができて、沈み込むまで


地球の中心へ、高温のマントルの中で融けてしまうまで沈み込んでいましたね


今年の1月1日能登半島地震で断層が活動した理由が、断層の下から流体が上昇してきたからではないかと考えられています。これを説明する記事は「令和6年能登半島地震」の原因とこれからの予測 です

そしてこの流体は、沈み込んだ太平洋プレートから出た水ではないか?と仮説が出ています

私が地震の記事を続けている理由になります。こんなにスケールが大きいなんて考えたこともなかった

能登半島は、フォッサマグナで2分された西日本にあります


図1. フォッサマグナと日本の地層

フォッサマグナミュージアムにある「フォッサマグナ」と「プレート」の関係が下の図2です。もし、能登半島の地震の震源となった活断層が動いたのが、太平洋プレートが沈み込んで融けて、そこから出た水分が下から上昇してきたせいとするなら……..

太平洋プレートは日本列島の下に潜り込んでますよね?
いったいどのように?


このスケール感をお届けしたい記事でした

図2. フォッサマグナの範囲とプレート

今日のポイント


海洋プレートの沈み込みスケールはとても大きい


図3. 海洋プレートの沈み込み


補足:地球の断面図に物質名を付けると下図になります


プレートは地殻と上部マントルの上層を合わせたもので、
合わせたものとして一緒に移動します

図4. 地球の断面図
図5. 出典:理科便覧ネットワーク


次か、その次はワクチン系の記事です
最後まで読んでくださいましてありがとうございました






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