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ホリスティック医療の確立と実践~エネルギー医学の門を叩く~



ホリスティック医療とは?

ホリスティック(Holistic)は、ギリシャ語で「全体性」を意味する「ホロス(holos)」を語源としています。 そこから派生したものには、who(全体)、heal(癒す)、health(健康)、holy(聖なる)という言葉があります。
ホリスティック医療とは、人間を身体的、精神的、霊的、社会的に全体として捉え、様々な側面からアプローチを行う医療のことを言います。

私は、統合医療を実践していく時に、必ずこのホリスティックな考えのもとに行う必要があると思っていました。

なぜなら、西洋医学に欠けている視点がまさにホリスティックだったからです。

ホリスティックな視点を養うために私は、目に見えない世界のことを知る必要があると思いました。身体のことは西洋医学で多く学んできましたが、精神性や霊性の部分は学ぶこともなかったので様々な本は読んでいて知識はありました。
そのために必要なことはヒーリングの世界でした。まさにエネルギーや波動と呼ばれる世界です。その当時、それらについて医学的なことが書かれている本と出会い、それが今でもバイブルになっています。

この本には、まさに自分がやっていこうとしていたエネルギー医学のことが書いてあり、それらを学ぶ必要があると思いました。

エネルギー医学の学びへ

エネルギー医学としては、ヒーリング、気功、ホメオパシー、フラワーレメディ、中医学やアーユルヴェーダーなどの伝統医学の中にもエネルギーのことが関係しています。
最近普及している周波数治療(バイオレゾナンスやメタトロンなど)もエネルギー医学に入ります。

統合医療を勉強し始めた時にホリスティック的なことを全体的に学べるところとしてヒーリングカレッジに入校しました。
そして、同時にホメオパシー医学会に入りホメオパシーの勉強を1年間行い専門医の資格を取り、フラワーレメディは独学で知識だけを得ました。

ヒーリングカレッジへの入校

2011年から川崎市にあるアルケミストヒーリングカレッジに入校します。動物にエネルギー治療だけを行い治療をしている獣医の高江洲先生が動物のヒーリングの授業だけではなく、人間のヒーリングの授業もされており、HPでホリスティックな視点を養えるということで学ぶことを決めました。

月2回、関西から毎週通い学んでいきました。そこでは、まず体のオーラやチャクラを見る練習を行います。毎回、ヒーリングの体験を生徒通し行ったりしてヒーリングの世界を体験していきます。

オーラは生体から層をなして発散される電磁粒子の層であり、7層あると言われている。
チャクラは、そのオーラのエネルギーが出入りするセンターであり主に7つあると言われている。

チャクラの図はチベット医学の経典(教科書)から
ヒーリングカレッジでのオーラ、チャクラの模式図

ヒーリングカレッジでは、毎回、人のオーラを書く練習があります。オーラの第3層まで実際に見えることはなく、色を感じるということから感じた色を塗っていきます。第1層が肉体に近いところからで肉体層、第2層が感情層、第3層が精神層になります。
第3層までを描くことで、その人の問題点が浮き彫りになっています。まさに、これがホリスティックな視点でその人を捉えていくことになるのです。

代表の高江洲先生は、もともとサイキックなどでオーラなどが見える方ではなく、様々な修行をして見えるようになった方で、そのテクニックを教えていただけました。

私も初めは半信半疑で通っていました。しかし、通っていくにつれていろんなことを体験していきました。オーラの練習では、1人で見るのではなく1人の人に対して3人で見ていき、それぞれが被っているところを最大公約数的に見てオーラの色を決め、色にはそれぞれ意味合いがあるのでそれで解釈をしていきます。
毎回ヒーリングのワークがあって、そこではヒーリングにより痛みが消えたり、チャクラの活性化をすることで実際に体を持ち上げることができなくなったり、ヒーリングによって体が変化することを体験しました。
通っていくにつれて半信半疑はなくなり、私の中で確実なものに変化してきました。

オーラのことができるようになってから、次にチャクラも描くようになっていきます。このチャクラの問題も病気との関連がすごく密接にあるということがわかってきました。
問題があるチャクラのところと病気の場所が一致していることが多いのです。

1年足らずで私はヒーリングを他人に施術できるようになり、さらに2年通いオーラとチャクラを解析することでヒーリングをできるようになったのです。それぞれ試験もあり合格しないと卒業できないシステムでした。

しかしヒーラーとなったものの、これを患者さんにすぐにするかというと、かなり難しいと思っていました。
流石にヒーリングのことを説明しても怪しいということになるのは目に見えていたからです。

ところが、そうも言ってられない事態が起こります。

ヒーラーとなった宿命

2012年、私の母親に腰痛が出現し始めただの腰痛と思っていたのですが、しばらくすると起きれないようになってしまいます。本人は病院嫌いでありなかなか病院に行こうとしなかったのですが、家族が無理矢理連れて行って検査をすると、乳がんの末期状態であちこちの骨に転移しており、特に腰の骨が折れていることが判明します。

乳がんの大きさも8cmとかなり大きく、骨にも転移しており末期状態であり、入院したものの治療できることは限られていました。

腰の骨のところは放射線をあてて痛みを緩和するしかなく、あとは抗がん剤など化学療法しかありません。薬をもともと飲むのが嫌いであったせいか、抗がん剤ですぐに副作用が強く出て何回もできないということがわかります。

この時、痛感しました。自分が医師になっておりながら西洋医学は全く役に立たないなと。

そうなると病院で治療を続けるのが難しいので病院から追い出されるような形で退院となります。実家に帰るとなっても父親が1人で介護するのは困難な状態(おしっこの管も入っていて1人で動けない)であり、当時自分が住んでいた家の近くの老人施設に入居させます。

他に治療方法がないとなると、あとは自分がやってきた統合医療を駆使するしかありません。

当時実践していた高濃度ビタミンC点滴を週3回ぐらいやりながら、ここで初めてヒーリングをやることになります。まだ当時は今やっているような免疫を上げる治療方法はできてなかったので、自分が知っていることをやるしかなかったです。もちろんバイオレゾナンスもなかったのです。

1ヶ月後、病院の外来の検査でしたが、なんとそこで奇跡が起こります。なんと3種類の腫瘍マーカーのうち1つが半分ぐらいになっていました。そして3ヶ月後には全ての腫瘍マーカーがほぼ正常範囲になっていたのです。

その後、腰の痛みもとれ立てるようになったため、母親は自分から家に帰ってリハビリをしたいと言うようになりました。
そして、6ヶ月後には杖で歩行でき、簡単な料理ならできるようになったのです。

この時、オーラを治療前後で描いていましたが、明らかなに暖色系が多い色になり、オーラの形もいびつな状態から綺麗な楕円形になっていき、本来の健康的なオーラに変化していきました。

私は、これでヒーリングの効果を体験したことで、患者さんにヒーリングをやっていくようになります。特に、がんの方中心に行うようにしました。やはり同じように免疫が上がりガンが小さくなったり、ヒーリングだけで消えた人もいました。

ヒーリングを学びヒーラーとなったのも宿命であったのだなとその時初めて感じました。

日本と海外とのエネルギー医学の差

ヒーリングでの治療の成果を発表しようと思い、2013年12月日本統合医療学会にて母親の改善例や患者さんへのヒーリングの効果についてポスター発表しました。統合医療学会だから理解してくれるだろうと思っていました。しかし、当時統合医療学会といえどもやはり西洋医学が専門のドクターが多く、座長を担当した先生は漢方の専門医でしたが、オーラなどエネルギー的なことには全く無知であり、議論にすらならなかったことを覚えています。その時、日本でのエネルギー医学でのレベルの低さに落胆します。

そこで、エネルギー医学のことに詳しい寺山先生にご相談して、アメリカのエネルギー療法の学会(ISSSEEM)で発表できる機会をいただきました。


エネルギー療法のついての話題が盛りだくさんの会でした

2015年 アメリカで日本で発表したのと同じようにがん患者に対してエネルギー治療で改善した例を発表すると、会場に来ているからはスタンディングオベーションで、皆暖かく拍手で讃えてくれました。

これほどまでに日本と海外の差が大きいことを痛感した瞬間はなかったです。いろんな意味で日本の医療は海外と差が開いていることを実感しました。

発表したとはいえ、やはりエネルギー医学をもっと視覚化して目に見えるものとして客観的に評価しないと特に日本では理解が得られないと思い、様々な機械を探すことになります。

エネルギー医学の可視化

エネルギーの状態の可視化ということで、当時はそれほどテクノロジーがまだこの分野で発展がなく、オーラビジョンという手の微弱電流からオーラを読み取るという機械があるぐらいでした。

ただそれはヒーリングの治療の効果を証明するほどのものではありませんでした。その後、ある機械にたどり着きます。

ドイツ振動医学バイオレゾナンスの機械です。

ドイツ振動医学バイオレゾナンスの機器

バイオレゾナンスとはバイオ(生体の)+レゾナンス(共鳴)ということで、生体の共鳴現象を見ていく機械です。

この機械では体のエネルギー状態、特にチャクラや経絡が測定できるということがわかり、私はそれを探しました。

そしてそれはついに2013年の終わりにある歯科医院で出会います(ここはバイオレゾナンスとの出会いのところに書いています)。

それから、バイオレゾナンスの虜になり毎日のように測定したりしていました。ヒーリング前後でチャクラの変化などを見ることができたので、私はこの機械で診療していくことを決めました。

しかも、エネルギー的なところだけではなく、有害物質、ビタミンミネラル、電磁波、体の解剖学、生理学、病理学的なところまで体のあらゆることが測定でき治療もできるということがわかったのです。

日本では医療機器ではないですがドイツでは30年間医療機器として認可されており世界45カ国に入ってて常に新しいデータを開発されアップデートされています。

ホリスティック医療の実践

バイオレゾナンスの機器の効果を半年間の間に実感し、2014年5月に開業するわけですがこの機器を中心に診察と治療を行うというホリスティック医療をスタートします。

開業前まで様々な代替療法を勉強し実践してきました。高濃度ビタミンC点滴などの点滴療法、オゾン療法、東洋医学(漢方、鍼灸)、植物療法、ヒーリング、アーユルヴェーダ、分子栄養学、ホメオパシー、フラワーレメディなど。

しかし、それらをどう使うのか、どの患者さんに適切かわからずに使っていたのです。なので全てバラバラな感じで使っていました。

それがバイオレゾナンスを用いることで、全てが統合していったのです。バイオレゾナンスで測定すれば、代替療法のエビデンスも取れることがわかってきました。
なぜなら、代替療法で改善させるのは体の自己治癒力を高めることが多く、そこを測定することが可能だからです。

エネルギー医学で使われるホメオパシーやフラワーレメディもその人の状態にあったものを瞬時に測定することができるので診療時間を大幅に短縮でき、しかも確実に効果が出ることがわかるのです。

漢方薬もそうです、漢方はその人の証(体質)みて使うものが変わってきます。普通に処方すると使ってみて違うことがあったり効果が出ないこともあります。それはきちんとその人の証を把握できてないからです。
それがバイオレゾナンスでは瞬時に効果があるかどうかがわかります。

今となっては、波動や周波数の機械は多くありますが、当時はそこまで多くない中で、自動化で測定できるところもあるし、マニュアルで自分で測定できるモードもあるので測定技術も磨ける最高の機械です。

マニュアルでの操作が洗練されてくると自分の直感力や判断力も洗練されてきます。

やはり医療にはこういう部分が必要ではないかと思います。いくら機械が測定しても、最終的にその人の治療を行うのは人間である医師です。
将来的にAIの技術やデータが蓄積されてくれば医師が不要となる時代もくるかもしれませんが、まだそれは先の未来のことです。

昔の医師は、患者さんの脈や顔を見たり、まさしく中医学的な診察を行なっていて、患者さんの状態を把握していました。
ある意味ホリスティックな診療をされていたわけです。

それが西洋医学ベースでデータベースになってきた現代では患者さんの顔も見ず画面だけを見て診察をする医師が多くなっていると思います。

現代版のホリスティックな診療をバイオレゾナンスを用いることで簡単に行うことができるのです。

患者さんの診察にあたっては、肉体の問題だけではなく、精神的な問題、心の問題なども診ていきます。その問題に対して、サプリメントや漢方やレメディ、点滴、振動療法などを用いてあらゆる方向からアプローチをして改善させていくのです。

それにより患者さんは最短で本来の健康状態を取り戻していきます。最終的には皆、自己治癒力を取り戻すようになってきて体が自然に自分で治せるような状態に持っていくことができます。

ここ最近では、NMNや幹細胞上清液など再生医療も行なっており、老化に対する治療などさらに治療できることが増えています。伝統医学を大事にしながら最新の医療も取り入れ融合している医療を実践しており常に進化しています。








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