見出し画像

ヒアルロン酸でここまで変わる

こんにちは美容皮膚科の松元です。
桜が咲き3月も終わりに近づき、産休も近くなって参りました・・・🦭🌸

インスタではお知らせしているのですが、ラベールミラクリニックは3月で一旦お休みとなります。
11月から5ヶ月と短い期間でしたが、濃密な時間を過ごすことができました。
ラベールミラクリニックの中でたくさんのモデル患者さんにお越しいただき、特に大きな変化を得られた症例をご紹介いたします。

40代男性の方。
お悩みとしては目の下のくま、法令線、上瞼の凹み、額の痩せ、額の痩せでした。

40代男性 未治療

ご本人の希望としては、20代のころのような若々しい印象になりたいと。
7〜8割の完成度を目指すとアセスメントは16本。
2月から1ヶ月半かけて、3回に分けて治療をしていきました。

一段階目、土台の治療

土台というのは主に骨の痩せの改善を目的とした治療です。
5ccの治療で骨の痩せた部分を補強し、土台の改善を図ります。

5cc

この変化ではおそらくほとんどの人が気がつかないと思います。
ご本人も変化についてはあまりわからなかったとおっしゃっていました。
わかりやすく変化させることはいくらでも可能で、ナチュラルな変化をさせる方が難しいとされています。
並べるとフェイスラインがはっきりとしお顔全体のまとまり感が出たこと、ほうれい線が薄くなり、目の下のクマも若干の改善を認めます。

0→5cc

二段階目、パーツの治療

さらに5ccを追加して合計10ccの治療となります。
前回土台をしっかりと作り上げましたので、今回は皮膚の厚みを足したり、パーツごとの治療をしていきます。

10cc

皮膚の厚みを持たせたことでお顔全体の痩せがカバーされました。
特に目の下のくま、法令線が大きく改善していますね。
この変化には患者さん自身も驚いていました。

5→10cc
0→10cc

未治療の状態から10ccへの変化を見ると更によくわかりますね!

三段階目は仕上げ

ここからさらに6ccの治療です。
前回大きな改善が出来ましたので、ここからはご本人の好みが治療に大きく関わってきます。
男性と女性では目指すラインが異なります。
女性のラインは曲線ですが、男性は直線を作るようなイメージでデザインしていきます。
また骨張った印象が好みか、少し中性的な丸みのある印象が好みかでその方の目指すゴールは変化していきます。
この方はどちらかというと少し丸みのあるラインを好むとのことでした。

16cc
10→16cc

これまで手付かずだった額にもヒアルロン酸を注入し、フェイスラインに厚みを出すことでさらに若々しいラインとなりました。
やはり男性でもパンと張った肌は若さの象徴です。

ヒアルロン酸16cc
Before/After

合計16ccを使った治療をさせていただきました。
お顔の影感がなくなることで全体に見えるお疲れ感が改善し、若々しい印象になります。
骨格が整うことで眉毛の形が変わり、フレッシュな印象になります。
ヒアルロン酸でここまでの変化が可能です。

ヒアルロン酸の量と効果

ヒアルロン酸の量と効果は比例しません。
イメージとしては上のようなS字の曲線を描きます。
最初の5本というのは土台の治療ですので変化はわかりにくいのですが、その後の5本の効果というのはかなり大きくなります。
土台あっての部分的な治療になりますので、これを部分的にやってもうまくいきません。
と言ってもわたしは土台治療をスキップした治療の経験がないので、実際にはどうなるか想像もつかないのが正直なところ🤭
実際表面だけ埋めて!といったようなご要望いただくこともあるのですが、自分でイメージのつかない治療はできないのでお断りさせてもらっています。

今回16ccの症例を紹介させていただきました。
なかなかこの量の治療ができる機会はありませんので、貴重な経験をさせていただきました。
患者様、ご指導いただいた新井先生、中村先生に感謝申し上げます。

ヒアルロン酸は別人に変える治療ではなく、少し昔のいい感じの自分に戻す治療とよく表現します。
Before/Afterを見ると変化は明らかですが、5,10,16と段階を分けているため、一般の方でこの変化に気がつく人はまずいないと思います。
治療効果があからさまでないため、ヒアルロン酸注入は女性だけでなく男性にもおすすめです。

5ヶ月間ラベールミラクリニックで注入治療を学ばせていただいたことでかなりヒアルロン酸に関しての知識が深まり、それと同時にこの治療が好きになりました。
勉強のために紹介してくださったあいち栄クリニックの横山院長にも、快く受け入れてくださった新井先生にも感謝しかありません。
ラベールミラクリニックでの治療は一区切りとなりますが、また休み明けに帰ってきたいと思っています。
またラベールでお会いできることを楽しみにしております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?