刺客は突然やってくる ラーメンと天ぷらの戦い

岸部露伴を見ました

高橋一生が好きだ。もとはドラマシリーズのカルテットで知ったのだったか、シンゴジラで完全に認知して、ドラマ岸部露伴役で発表されたときは大いに嬉しかった。今のところ全話見ている。

声がいい。穏やかな路線も妙な違和感のある路線も素っ頓狂な路線も全部やってしまう上に岸部露伴の時の声に説得力がある。今回の映画も、大変に丁寧に演出と作劇がされていて、大満足だった。

一緒に行ってくれた交際相手と胡乱な感想を言い合いながら、昼ご飯の相談。アスケンの女と戦っていることを知ってくれているので、どうせならアスケンの女を喜ばせるようなメニューにするかな、ということでラーメン屋にした。前にも行ったことのあるお店で、炭水化物とタンパク質と脂質と糖質をいっぺんに取れるメニューとして、ラーメンと白ごはんにから揚げのセットにした。アスケンの女もきっと泣いて喜んでくれるだろう。

この日も朝を抜いていたので重めにしたのもあるが、つくづくカロリーを取るというのは大変なことだ。アスケンの女と知りあう前には、ラーメンなんか食べたら栄養バランスは一撃で崩れるものと思っていたのだが、むしろ適切な脂質とカロリーを確保するにはどこかでこういう食事も必要になる。

無事に食事を終え、解散してから家に帰る。一回記録を付けてから足りなさそうな栄養を基にスーパーで買い物をしようか、と思っていた矢先、親戚から電話がかかってくる。

少し嫌な予感がした。会食のお誘いだった。

天ぷらコースにおけるバランスのとり方……?

一応、これまでの戦いではなるべく自炊の比率を増やし、完全外食の日は作らないようにしてきた。飲み会でビール一杯でぶち壊した日も、昼は自炊だった。

戦々恐々としつつ、ひとまずビールは一杯に控え、ごはんものを菜っ葉の炊き込みご飯に替えたり、小さな抵抗を重ねてみる。

逆に外食のみだとどんなバランスになるのだろう。それにつけても、ビタミンゼリーくらいは飲んでおきたかった。

久しぶりに飲んだビールは結構ダメージが入り、一気に眠くなる。どうせならノンアルコールビールにしても良かった。今後は本当にそうするかもしれない……。

さて、結果としては以下のようになった。

おや、という感じである。ビタミン類は少し手を入れたらバランスが取れそうなライン。カルシウムと鉄についてはこの日はしょうがない(でもエビの天ぷらのしっぽとかは間食したので多少はとれていると思う)。以前居酒屋ご飯の時も思ったが、塩分さえ気にすれば、意外と全体の調整で健康な食生活にはなるらしい。

思わぬ夕食の変更ながら、最低限のバランスはとれただろう。翌日こそは勝つぞ!と意気込んだがいいが、この時の俺は翌日に自分自身を襲う事象をまだ知らなかった……。

(続く)

追記

紫陽花がきれいでした。そろそろ見頃なのかしら

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