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痩せたいなら運動するな!?

こんにちは、Dr.K(ドクターコージ)です。
世界のダイエット指導者やトレーナーさんから、猛反発を喰らいそうなタイトルでスミマセン。

「ダイエットに効果的な運動」などの情報、目にしますよね。しかしながら多くの場合、食事制限も一緒に行っています。そして、食事制限単体よりも、食事制限と運動を併用したダイエットでは、一時的に体重が落ちます。しかしながら運動習慣を続けている人の方が、基礎代謝がむしろ下がることが分かっています。

以前の記事でも紹介しましたが、人間や動物の総代謝量は、食事や運動量に関わらず誤差範囲の変化しかしない、と言うことも、大規模な生理学的研究から明らかになっています。

ですから「基礎代謝をあげて痩せる」と言う旧来の理論で指導していたジムやトレーナーの主張は間違っていたと言うことです。むしろ痩せる為には総代謝量より低い経口接種量にすることが大切なので、食事管理に集中した方が良いんですね。

世の中にあるダイエット食事理論は、「精神力で食べる量を減らす」か「満腹感を増し空腹感を減らしながら食べる量を減らす」のふたつに大別されます。カロリー制限食や準備期間の無い断食は前者の代表ですね。地中海食や糖質制限食などは後者です。その他に多数のダイエット食事理論がありますが、結局のところその人の総代謝量より少ない食事量に出来るかどうか、が重要になってきます。どれが合うかはその人次第です。

その人にとって最適な食事量を正確に計算することは出来ません。栄養指導などでよく使われる年齢、身長、体重、活動指数などで概算されるカロリー数は、誤差や個人差が結構あるので、目安にしかなりません。
確実なのは、翌日以降の体重が増えれば食事が多過ぎる、逆に減るのならば食事が少ないと言う判断です。

運動は体重減少には無意味ですが、それ以外の目的で行うのであれば、食事で目標体重や安全な体重に落としてから行うのが理想的です。高額なジムやトレーナーに「体重減少目的」でお金を払っている人には、受け入れにくい事実かと思います。

食事を減らしながら必要な栄養素をサプリメントで補うと言うのも、悪くはありませんが必須ではありません。と言うのも、低糖質かつ栄養バランスの良い食事を食べていれば、サプリメントを使わなくても栄養素欠乏にならずに痩せられるからです。

ダイエットや運動を話す時にセットの様についてくるプロテインパウダーは、余計な脂質を摂らずに蛋白質を摂れる素晴らしいサプリメントですが、本来はボディビルダーの様に必要な蛋白質量が多い人でも、使う必要は無かったりします。もちろん食事の工夫は必要ですけどね。

本気で痩せたいなら、まず食事管理です。やるべき事が分からない方は、まずはお問い合わせ下さい。あなたの悩みを解決出来る最善の方法を考えさせて頂き、自分のサービスが合わないと判断した場合には、他の選択肢をご案内する場合もあります。

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