空の星は落ちてこないのか。情緒でも詩的でもなく物理学の本質かも
「ねえパパ、空の星は落ちてこないの?」
あどけない子供が夜空を見上げて目をキラキラさせるシーン。
ここだけ切り取るとかわいらしい思い出話のよう。情緒的で詩的。
でもふと気づきました。
落ちてきますよ。
落ちてくるはずです。長い年月の先に。
なぜかって?
質量を持つ万物は互いに引かれ合います(万有引力の法則)。何万光年離れていても引力が発生しています。
最終的には宇宙のすべてが収束していくはず。
つまり落ちてくるはずなんです。
夜空って永遠にその姿を留めるものではないんです。
だから「空から星が落ちてくる」と想像することって物理学の本質をついてるんですよ。情緒とか詩的とじゃなくてね。
ニュートンは思ったかもしれません。
星が落ちてくるぞってね。
※現実には宇宙は膨張しています。なので当面は落ちてきません。暗黒エネルギーという引力に逆らうパワーがあるからだそうです。よくわかりませんけど。
可能ならTwitter,Instagramも覗いてみて。 https://twitter.com/dr_kanaz https://www.instagram.com/dr_kanazawa/ いただいたサポートはJETSTREAMのペンの購入に使わせていただきます。