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空の星は落ちてこないのか。情緒でも詩的でもなく物理学の本質かも

「ねえパパ、空の星は落ちてこないの?」

あどけない子供が夜空を見上げて目をキラキラさせるシーン。

ここだけ切り取るとかわいらしい思い出話のよう。情緒的で詩的。

でもふと気づきました。

落ちてきますよ。

落ちてくるはずです。長い年月の先に。

なぜかって?

質量を持つ万物は互いに引かれ合います(万有引力の法則)。何万光年離れていても引力が発生しています。

最終的には宇宙のすべてが収束していくはず。

つまり落ちてくるはずなんです。

夜空って永遠にその姿を留めるものではないんです。

だから「空から星が落ちてくる」と想像することって物理学の本質をついてるんですよ。情緒とか詩的とじゃなくてね。

ニュートンは思ったかもしれません。

星が落ちてくるぞってね。


※現実には宇宙は膨張しています。なので当面は落ちてきません。暗黒エネルギーという引力に逆らうパワーがあるからだそうです。よくわかりませんけど。



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