オンライン学習にかんして（IELTS対策）

今どハマリ中のIELTS用記事です

最近頻出とされるオンライン授業に関して、本番で使うテンプレ（自作）をまとめました

まとめた英文の内容は碇邦生さんの記事をもとに、碇邦生さんの意見をまとめたものになります↓

・私的意見

テンプレ英文に行く前に私自身の意見を日本語でつづりますね

私自身は、今後はオンライン授業と対面授業を組み合わせた混合型学習スタイルが理想であるという邦生さんの意見に賛成です。もちろん、COVID19最盛期では、多くの教育機関ですべてオンライン形式にせざるを得なかったかもしれませんが。。。

現在は、少し状況も落ち着いたのか海外の大学院では、すでにこの混合型学習スタイルを導入している例も多く見受けられます。

感心させられたのは（当たり前かもしれませんが）、オンライン形式で受けた方が授業と対面で受けた方が良い授業をしっかり区別されていることです。

例えば、グループ学習型の授業では対面授業とし、PC上で統計ソフトを用いながら作業しながら行う授業ではオンライン授業といった感じです。日本では、授業問わずに時期によってどちらか一方に限定していることが多いですが、ワクチン普及後には現状が変わってくると思います。

また、授業とは関係ありませんが、最近ではハイブリッド形式なんていうスタイルも流行っています（医療関連の勉強会だけかもしれませんが…）。ですが、このハイブリッド形式は混合型学習スタイルとは異なり、オンラインでも対面でも両方とも選択が可能です。

今後は、授業の特性に応じて、これら2つのスタイルをうまく組み合わせて学習効果をより向上させることが、教育機関に求められるべきことであると考えました。

・テスト用

例題：すべての授業をオンライン化とする意見にあなたは、どの程度賛成または反対でしょうか？
In recent years, COVID-19 has led to an increasing number of classes being replaced by online courses. In fact, research on online learning started long before COVID-19 and much debate has been going on about its practical application. I can't entirely agree that all learning should be done online. I  believe that a combination of face-to-face and online learning is the ideal way to learn.
近年、COVID-19をきっかけに、授業がオンライン講座に置き換えられるケースが増えています。実は、オンライン学習の研究はCOVID-19よりもずっと前から行われており、その実用化については多くの議論がなされてきました。すべての学習をオンラインで行うべきだと全面的に同意することはできません。 私は、対面式の学習とオンラインの学習を組み合わせることが理想的な学習方法だと考えています。

There are a number of important things that are taught in school that cannot be replaced by online learning. For example, sporting activities, creative activities such as art, face-to-face communication skills, etiquette, and manners can only be taught in a face-to-face classroom. Two-way communication, such as feedback from teacher to student, is also essential, although this is more likely to be achieved in a face-to-face teaching environment. With one-way media such as on-demand or e-learning, it is not easy to gain the interaction effects. Thus, face-to-face learning is also necessary to acquire essential skills that cannot be acquired at a desk or on a screen.
学校で教わる大事なことのなかには、オンライン学習では代替できないことが数多くあります。例えば、スポーツ活動、美術などの創作活動、対面式のコミュニケーションスキル、エチケットやマナーなどは、対面式の教室でしか教えられません。また、教師から生徒へのフィードバックといった、双方向のコミュニケーションも重要ですが、これは対面式の教育環境で実現できる可能性が高いものです。オンデマンドやe-ラーニングのような一方通行のメディアでは、相互作用による学習効果を得ることは難しいです。このように、机上や画面上では学べないような本質的なスキルを身につけるためには、対面式学習も必要です。

On the other hand, there are some advantages of online learning over face-to-face tuition. For instance, because online learning takes place in a virtual space, a greater variety of media can be used to enhance learning than in face-to-face classes. Specifically, online brainstorming, virtual discussions, online quizzes, and video games can be used as teaching aids. In particular, online brainstorming and other cognitive development exercises have been found in studies to boost students' creativity far more than face-to-face sessions.
一方で、オンライン学習が対面式の授業に優る点もあります。例えば、オンライン学習は仮想空間で行われるため、対面式の授業に比べて様々なメディアを利用して学習効果を高めることができます。具体的には、オンラインでのブレーンストーミング、バーチャルディスカッション、オンラインクイズ、ビデオゲームなどが教材として利用できます。特に、ブレーンストーミングなどの認知能力開発のための演習は、対面式の授業よりもはるかに学生の創造性を高めることが研究で明らかになっています。

Thus, "online" and "face-to-face" learning have their advantages and disadvantages. Rather than regarding them as incompatible trade-offs, we should explore blended learning styles that combine the two in a way that compensates for their disadvantages and makes use of their advantages.
このように、「オンライン」と「対面式」の学習には、それぞれメリットとデメリットがあります。両者を相容れないトレードオフと捉えるのではなく、お互いのデメリットを補い、メリットを活かすような形で、お互いを組み合わせたブレンデッド・ラーニングのスタイルを模索すべきではないでしょうか。