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俺的ポッドキャストアワード

 ポッドキャストアワードが発表されましたが、この自粛状況下の下、自宅、あるいは隔離されたところでの作業中の暇つぶしとして、ポッドキャストは、大いに役に立ちます。

 僕も以前から、主として運転中のBGMがわりに、ポッドキャストを聞いてます。
 とりわけ、僕の場合、辺境を旅行することが多いので、電波が入らないことが多い。
 通常のラジオはもちろん、ネット環境下にもないことが多々あるので、あらかじめ端末にダウンロードしておけば、充電がもつ限りは、聴くことが出来るポッドキャストはありがたい存在です。

 そんな、僕の、通常の方々とは、少し異なった環境で聴くのにオススメのポッドキャスト、”俺的ポッドキャストアワード”を発表したいと思います。

 基本は、先ほども書いたように、ガッツリ聞くというスタイルでなく、運転中や作業中のBGMとして聞くため、それほど重い内容でないもの。
 また、聴いた内容を何かに役立てるほど志も高くないので、聞かなくても損はせず、聞いても得はしないという前提で聴いているので、教養系、ビジネス系はそれほど聴くことは無いです。

 ただ、ちょっとしたアイディアや視点の変化などで、好奇心や創作欲が刺激される系の話は大好きです。
 そんなわけで、現在僕のライブラリーにあるpodcast番組は終わったものも含めて35番組あります。
 その中から5番組を”俺的ポッドキャストアワード”にノミネートしたいと思います。
 ただし、そこから大賞は決めません。どれも面白いからです。

 その前に2番組、すでに僕の中では殿堂入りしているポッドキャストを紹介したいと思います。
 この2番組に関しては、知名度、内容ともに言うまでも無いと思います。

東京ポッド許可局

 マキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオ、芸人さん3人による番組。TBSの番組になる以前、ポッドキャストオンリーの頃から聞いているが、とにかく話題のチョイスが上手い。
 非常に微妙な味わいの問題を愉快にあつかっており、面白い!
 基本、おじさんトークなので、知識としては、ためにはならないが、思考にゆさぶりがかけられ、創作欲や探求欲などが大いに沸く。

石川・ホンマ・ぶるんのBe-SIDE Your Life!

 主にラジオの放送作家3人によるトーク。
 最近は石川昭人さん一人による進行も多いが、とにかく最高にゲスイ。
 人の悪口、妬み、僻み、嘲笑、下ネタとゲスのオンパレード。
 聴くのは時間の無駄だが、その大いなる無駄遣いを、リスナー、パーソナリティー共々精一杯に楽しんでいる感じが耳に心地よい。
 無駄話ではあるが、放送作家さんが作ってるだけあった、構成はしっかりしていて飽きさせない。

 以上2番組が殿堂入りのものです。
 それでは「俺的ポッドキャストアワード」発表します

熱量と文字数

 サンキュータツオさんを筆頭に、芸人さんたちのアニメを主としたオタクがたり。
 ”オタクとは尻の穴が小さい”そういう偏見をオタクサイドが肯定して、そのスタンスで語ったら、こうなるよなという内容。
 ”二次元を哲学するトーク”って副題がつまりはこういうことなんだよなと思わせる。
 タイトルの通り、熱量が半端なく、知識が無くても、その熱さだけで楽しめる。
 そこまでアニメについて詳しくなかった僕が、その内容を知りたいがために、アニメを見るようになるキッカケとなった番組。

二次元妻帯者の夜Hz

 三平×2、どいちゅー(ゴールドラッシュ)、松崎克俊(やさしい雨)の芸人3人のユニットによる番組。
 熱量と文字数を、斜め45度により深くしたという感じ。 
 二次元で比喩ではなく本当に嫁を持つと公言する3人が、2次元世界を遊び倒す。
 とにかく、妄想の熱量が半端なく、知識が無くても、その熱量だけで、面白いと思える稀有な作品。

池袋交差点24時

 ザ・コレクターズ の加藤ひさしと古市コータローによる音楽番組。
 すでにシーズン8となる長寿番組。
 初期は「コータローくん、あの時の話してよー」というフリがあっての昭和テイストあふれるネタ話要素が多く、それはそれで楽しかったのだが、最近はまさに大御所ロックバンドの与太話というあたりで楽しめる。
 こんな大人は格好いいと心の底から思う。

便所のつぶやき

 ダムダムおじさん 二村とホイップ坊や、2人のお笑い芸人さんによる番組。
 芸人さんのトークは当然のことながら面白いが、お互いの異常性が、トークを抜群に面白くしている。
 人間の根本にある醜さ、汚さ、不条理さを、笑いに変える、大いなる人生賛歌とも言える。

田所あずさと天津向のどうせワレワレなんて・・・

 声優アーティスト・田所あずさと、お笑いコンビ天津の向による番組。もともと「オールナイトニッポンi」でのみ放送していたが、最近podcast配信となった。
 卑屈さは笑いへの大きなバネとなるという見本。とにかく田所あずささんの声に癒される。
 天津向の、話を面白くするという一点へ集中する手綱さばきがおみごと。

以上、俺的ポッドキャストアワードでした。
引きこもりの参考にしていただければ幸いです。

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