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とにかく笑える「読書探偵スグル」

こんにちは、サカモトです。

さて、今回は、こちらの本「読書探偵スグル」の紹介です。

読んでてもう天才だなと、何度も思わされました。

作者

作者は以前、このブログで紹介したちょっとへんてこりんなフリーペーパー「yumetuna」を作成されている窪井まさひろさんです。

フリーペーパーもかなり変わっていて、面白いのですが、小説を書く才能があったとは驚きです。自分には物語を作る才能は全然ないので、尊敬でしかないですね。

そうそう、窪井さんは、先日サラリーマンをやめてフリーになられたそうです。その顛末をnoteにまとめられてます。

うっかりマウスを落としそうになって、カチカチとクリックして、早期退職制度に申請してしまったそうです。というのは、冗談として、こんな冗談をサラサラと書いてしまうところに窪井さんの才能を感じます。

詳しくは上記の記事を読んでください。

内容

内容は、読書探偵スグルが助手のワットソンくん(本名和田さん)と珍事件(事件と言えるかは謎www)を解決していくというものです。

名探偵ホームズのように短編となっています。助手のワットソンくんとか、作者の読者に対してのサービス精神が溢れていて、くだらなさすぎて笑えます。1ページに何個も笑える仕掛けを用意されています。

あんまり、ネタバレするのも良くないと思うのですが、一つだけお気に入りを紹介すると、読めば立ちどころに犯人を当ててしまう読書探偵スグルの推理法。それは、逆リーディング法です。

犯人はだいたい本の最後に書いてあるから、最後から逆に読んでいき、犯人を当ててしまうという方法だそうです。思わずこの部分は笑ってしまいました。

これは本当に一部です。こんな感じでくだらなさ満載のネタがたくさん書いてあります。笑いながらも天才だなと感心しながら読みました。

電子書籍限定ですが、買って損はしないと思います。おすすめ。


AIに描かせた探偵


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