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(虎に翼)僕の理想とするのは佐田優三です!

こんにちは、サカモトです。

このnoteでは、週2回月曜日と木曜日に投稿しています。今回は、木曜日の回になります。

実はこの日曜日に、38度の高熱と頭痛に襲われまして、これまで回避し続けていたコロナかという状態でした。

しかし、次の日には頭痛はおさまり、熱も37度台となっていて、残念ながらそうではなかったようです。

完全とは言えないものの、今は平熱となり、ちょっと倦怠感がある程度まで復帰しています。

しかし、前回の月曜日の記事は、その症状が最高潮の時に頭がガンガンする中、書いた記事です。

あの、週2回というのは勝手に宣言しているだけで休んだってね、誰も文句は言わない、そんなことは分かってるんですよ。

でも、病気を理由に投稿を休むことが許せなくて、なんとか書き上げました。さすがに全部は日曜日に、書き上げられなくて、月曜日の朝続きを書き上げましたが。

まっ、大げさに言うなら命がけで書きました。なので、ぜひ読んでください。


さて、それでは本題です。今回は僕が理想とする男の話を描きます。

結論から書きます。

僕の理想の男は、佐田優三です。

佐田優三は誰だ?となっていると思いますが、現在放送中のNHKの朝ドラ「虎に翼」の登場人物で主人公の夫です。

役としては、戦争で死んでしまい、もういなくなってしばらく経って、時期を逸した感は強いのですが、、、

役者としては、仲野太賀さんが演じてます。


佐田優三

仲野太賀さんって、どちらかというと、お人好しないい人を演じることが多いと思いますが、この虎に翼でも、お人好しで優しさしかない人を演じます。もうね、めちゃくちゃいい人です。

虎に翼には一癖も二癖もある登場人物が多く、佐田優三って、影が薄いんですよね。

でも、僕的には佐田優三はナンバー1です。というか、理想の人物です。


これまで、男たるもの何事かを成し遂げないといけない、功成り名を遂げないといけないと思い込んでました。

佐田優三は法律家を目指すも、何度も試験受けても受からず、大事なテストでは腹を下してしまうメンタルの持ち主です。

そして、法律家になることを諦めてしまうのです。

だから、何事もなしてませんし、何者でもありません。

でも、とにかく優しいのです。そしていつも笑顔なのです。


そんな優しい優三さんも戦争末期、召集令状をもらい、戦地に赴くことになります。

その前にとらちゃん(主人公ね)と二人で河原に行きます。(まあ、いわゆるデートですね)

そこで、とらちゃんがいきなり謝りだすのですね。実はとらちゃんは社会的な信用を得るため、好きでもない、優三さんと結婚したのです。そのことについて謝罪するのです。

優三さんは、それを優しく制して、終始笑顔で次のセリフを言うのです。

とらちゃんができることは
謝ることじゃないよ。
とらちゃんができることは
とらちゃんが好きに生きることです。
また弁護士をしてもいい、
別の仕事を始めてもいい、
ゆみのいいお母さんでいてもいい。

僕の大好きな無我夢中になっている
とらちゃんの顔をして、
何かを頑張ってくれること。

いや、頑張んなくてもいい。
とらちゃんが後悔せず、
心から人生をやりきってくれること。
それが僕の望みです。

ドラマ虎に翼より

このセリフは何度見ても、泣けます。オロロンです(T_T)

あっ、僕はですね、ドラマを見て、ちょっとやそっとでは泣かないのです。血も涙もない男のです。

その冷血な僕が何度見ても、泣いてしまうのです。それも号泣です。

特にしびれるのが、「いや、頑張んなくてもいい」というくだり。これって、きみは君のままでもいいよということじゃないですか。最高の言葉ですよね。

しかもですよ、自分が戦地に赴き、死んでしまうかもしれない、その時に、愛する人のことを思い、それを丁寧に言葉にする。もう神ですよ。

優三さんは、何かを成し遂げることはないかもしれない、ただ常に笑顔で、そして優しさを与えることができる、そんな人間です。

これを理想と呼ばずして何なんでしょうか?


大事なことなんで、もう一度言います。
僕の理想とするのは佐田優三です!



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