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コーチングやマネジメントについて考える!

こんにちは、サカモトです。

タイトルを見て、なんか小難しいテーマだなと思った人も多いと思います。でも、今自分の中でこれが一番ホットなテーマなんですよね。

これまでのマネジメント(?)といえば、頭ごなし、上下関係の中で命令で部下を動かしていくと言うのが多かったように思います。でも、最近はコンプライアンスの関係の中で、あからさまな上下関係や命令などはなくなりつつあるものの、ソフトな感じで残っているのかなという気はします。

よく言われることですが、これからはフラットな関係、自主性の重視などに変わってきています。ただ、これってどういうことなんだろうと言うのが正直な感想です。

確かに部下と対等に近い関係でなんでも言い合えるとか、部下が上司から何をやれと言われる前に動いていくとか、理想的だなと思うものの、果たしてそんなことが可能なんだろうかとずっと思っていました。

そんな中、完全に解決したわけではないですが、ちょっとしたヒントが得られるような本に出会ったので、今回はそれに紹介しようと思います。

まず、1冊目は伊藤洋一さんの「僕たちのチームのつくりかた」です。

伊藤さんは、ZホールディングスでZアカデミアという企業大学の立ち上げや、武蔵野大学では日本初となるアントレプレナーシップ学部を立ち上げるなど教育的な活動を行なっている方です。その伊藤さんが組織の中で色々と試行錯誤してやってきたことをまとめているのがこの本です。

第1章がもっともためになるかなと思う。その中でも「リーダーの役割はファシリテーター」という言葉が印象に残りました。基本的には「指導する」という上からではなく、「サポートする」という横から、あるいは下からという姿勢が大事なのかなと。ちょっとヒントになりました。

そして、2冊目が吉井理人さんの「最高のコーチは教えない」です。

吉井さんは今年のWBCでも投手コーチとして参画していて、さらに今年から千葉ロッテの監督にも就任しています。

現役引退後、すぐに日本ハムのコーチに就任しているのですが、現役時代はずっとコーチにだけはなりたくないと感じていたそうです。なぜなら、コーチの経験や考えを押し付けてくる人ばかりで、全然いいイメージがなかったそうです。でも、コーチになると結局は自分の経験でしか話をできない自分に気づき、なんとかいいコーチになるためにどうしたらいいか試行錯誤した経緯が書かれています。なんと、コーチの勉強のため大学院にも行かれているそうです。

とにかく自分から話をするのではなく、選手の話を聞くというのが重要です。こうしたことはよく言われる話です。でも、果たして具体的にどのようにすればいいのかはよく分からないことが多いです。

でも、この本はかなり具体的に、実際の体験談を元に書いているのでかなりためになります。まあ、実践は難しいんですがね。

ということで、今回は個人的に興味を持っているコーチングやマネジメントについて、僕が良かったと思った本を紹介してみました。しかし、実践は難しいですよね。

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