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書評「物語思考」やりたいことが見つからない普通の人が幸せになれる本!

こんにたは、サカモトです。

昨日に引き続いて、「物語思考」について書いていきます。

昨日はこの本の作者、天才けんすうさんに書かせていただきました。けんすうさんの天才っぷり、ぜひ書いたので、ぜひ読んでください。

今日は、趣向を変えて、本の内容について書いていこうと思います。

まず、よくあるビジネス本は成功を目指そうという本です。

そこには、

成功=幸せ

という数式があると思います。

それで、その成功の方法が書いているわけです。そして、それはひと目ではできそうと思うようなことが書いてあるわけですが、実はなかなか実践が難しかったりします。

まあ、簡単に実践できるならいたるところに成功者がいるということになりますがそうではないですからね。

それで、自分はだめな人間だとなり、当然幸せじゃないとなるわけです。


でも、この「物語思考」は違います。これまでのビジネス本の全否定です。

まず、成功者になろうとするのがおかしいんじゃないかという前提です。

つまり、数式としては

成功 ≠ 幸せ

です。成功したからと言って幸せじゃないです。では、何が幸せかと言うと、充実した過程です。

成功って結果です。いい結果があれば、幸せと思いがちなんですが、いい結果を出せる人は多くないことと、たとえ、いい結果を出していたとしても、幸せじゃなかったりというのはよくあることです。

お金持ちだけど、不幸というのはよくありますよね。(クリスマスキャロルのスクルージおじさんとかね)そういう事です。

充実した過程となるかどうかは結果は関係ありません。だから、過程の充実を目指しましょうよ、その方法を教えますよという本です。


では、どうすれば過程は充実させられるのか?!ですが、それがこの本の主題です。

詳しくは本書を読んでほしいのですが、その答えは自分が物語の主人公になって、そのキャラを演じればいいのではないかというものです。

これなら誰でもできるじゃないですか。結果だって必要がありません。

あくまで、目標を設定して、その目標に向かって頑張ってるオレ、という状態が必要であって、目標に到達することではないわけです。(もちろん、結果は伴ったほうがいいことは否定しません)

なんかできそうな気がしませんか。

もちろん、この本には、なりたいキャラの設定方法、設定したキャラの演じ方、物語の転がし方などの方法論も書いていますが、そんなことは些末なことです。

大事なのはこの根底の考え方です。

幸せとは充実した過程であるということですね。
この考えさえ持っていれば大丈夫です。

あなたもこの本を読んで幸せになりませんか?!


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