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これからの時代キーワードは「疲れない」だね、「つかれない家族」

こんにちは、サカモトです。

月曜日と木曜日の週2回noteの記事を公開していて、今回は木曜日の記事となります。

今週もなんとか週2回投稿を続けられそうで、安心しています。ふーっ、なんか、最近ネタに困ってます。

コンスタントにおもしろいネタを見つけられる人ホントにすごいなぁ。

さて、今回は久々の読書ネタです。今回は本の紹介です。

それはこちら、「つかれない家族」です。

これはよくあるワンオペ育児で苦しんでいるママが、育児がうまくいっていて、家族仲がよい他の家族の取材をして、その様子をまとめています。


この本、最初の方、読んでて泣きそうになりました。作者のワンオペ育児が紹介されるのです。

初めは体力もあり、バイタリティもあるので、ワンオペ育児をこなしてくのですが、、、、月日が経つにつれ、体が悲鳴をあげるのです。そして、夫とのすれ違い、、、

いや、この辺りの描写はとても苦しかった。そして、我が家のことも考えてしまった。ここに出てくる夫さんほどひどくはなかったとは思うけど、、、なかったと思いたい。

そして、ある日キレて夫と話し合います。どうして夫が育児をしないのか、そしてどう思っていたのか、それをぶつけ合います。それにより、それぞれがお互いを許せるようになるわけでななく、でも、理解できるようになった。

というか、理解できるのすごいです。苦しい時、人はどうしても自分よがりになりがち、相手の立場になるなんたとてもできるわけがありません。それが作者はできているのです、すごいな。


この後、うまくいっている6家族を取材し、その様子をまとめているわけですがイギリス、フランスの国際結婚の夫婦、日本の夫婦、そして、なんと、スウエーデンのゲイの家庭まで、本当に様々な家庭を取材します。

ちなみに、イギリスの家族の夫のセリフが泣けます。
旦那が稼いで奥さんが家事育児をするのが当然なんておかしい、だって妻は家政婦じゃなくて、パートナーだから

パートナー

大事なところなんでもう一度書いちゃいました。

でも、この言葉本当に大事ですね。

日本の家族のうまくいかないのはすぐに上下関係を生じさせてしまうところだと思っていたので、それをうまく言語化していて、いいなと思ってしまった。そう、パートナーですよね。

これは家庭だけじゃなくて、職場でも一緒だと思う。部下とか上司とかって言葉ですぐに上下関係にしてしまうけど、本来は役割の違いでしかないんですよね。やっぱり、パートナーという意識を持とうと思いましたね。ちょっと本書の意図とはズレるんだけど。


あと、もう一つ印象的なのは、日本の富山の家族の話。ワンオペ育児で3人の子供を育てていても、夫婦仲は良くて幸せという家族。

ワンオペ育児でも幸せなのか、、、

そう、幸せにはさまざまな形があって、人それぞれ違います。そこが面白いところでもあり、難しいところでもあるんですけどね。


他にも、ルンバや食洗機など便利家電などは徹底的に活用する、外注できるところは外注するなど手抜けるところは手抜くなどためになるところはたくさんありました。

あとですね、作者の家族もそうなんですが、夫婦で自分の気持ちを徹底的に話し合っています。うまくいく夫婦は試行錯誤し、うまく伝える工夫をし、話し合いをよくしているそうです。コミュニケーションをよくとっています。

自分は家事育児はそこそこやる方だと思っているけど(この辺はあくまで主観的な評価だから完全には自信がないけど)、果たして妻がどう思っているのか確認したことがあんまりないかな。

コミュニケーション、話し合い、その辺が我が家の課題なのかもしれない、とそんなことを思わされました。


この本、マンガ8割、文章2割なので、すんごく読みやすいです。さっきも書いたけど、初めの方のワンオペ育児で苦しむ様子は読んでて本当に居た堪れなかった。

でも、最悪な状況からだんだんと立ち直っていく様子がとってもよかったな。



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