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北米ラッコツアーの手引き その2


前回の記事の続きです

ラッコの旅バンクーバー編

旅程を検討し始めて今さんが何度も言った言葉
「バン水には(少なくとも)3日確保したい!!」
体調不良等でJoeyが現場(?)にいないリスクも考えてのことだ。オーロラ見にいくみたいだな。
ということでバンクーバーには3泊4日。この旅のメインディッシュである。

飛行機

サンフランシスコ(アメリカ)からバンクーバー(カナダ)は飛行機で2時間半くらい。同じ西海岸なので時差もなし。日本と韓国くらいの気軽さで行ける。ただし別の国なので入国手続きやeTAが必要なのをお忘れなく。

https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/visit-canada/eta/facts-ja.html

レンタカーを借りた場所と別の場所に返すというプランもあるので、サンノゼ空港で借りてサンフランシスコ空港で乗り捨てるっていうのもありだと思います。
バンクーバー空港からバン水付近までは車で30分くらい。電車やバスでもいけるが、タクシーやUber/Lyftなどの配車サービスを使うと時間が短縮できるし大荷物でうろうろしなくてよいのでオススメです。
Uber/Lyftを使ったことがなくて不安という方、むしろ使ったことがない=新規登録時の割引のメリットを享受できる!ということなので使った方がいいと思います。複数人で行くなら二人目からは友人紹介を使うとさらにお得です。

ホテル

少しお高めだがバン水にも歩いていける(徒歩30分。今さんも私も歩くのを苦にしないタイプである)このホテルに滞在しました。

私が使っているクレジットカードは毎年系列ホテル1泊無料になり、コロナ禍で使っていないポイントが溜まっていたのでそれで3泊まかなった。その代わり今さんにはラッコツアー・水族館代を全て出してもらった。
日本では全く同じではないがこのクレジットカードがそれに相当する。年会費高っ!ってなるがホテル1泊無料に加え諸々の特典を活用すると損にはならない。カードの特典でホテルのラウンジも使えるのでペッドボトルの水もらいに行ったりコーヒー飲んだり朝食食べたりするのにフル活用しました。

バンクーバー水族館のチケット

日によって変動するが1日チケットは40ドルほど。1年間何回でも来れるメンバーシップは75ドルなので、2日以上くる場合はメンバーシップを買うとお得。3日間通うので迷わずメンバーシップの方を購入した。

そんなに混んでいなかったので予約なしでも大丈夫そうだが、メンバーになるとログインして行く日時の予約をしておくようにWebサイトには書いてあったので、モントレーにいる間にメンバー登録をして1日目の予約をしておいた。予約するとQRコードが発行されるので水族館の入り口でそれをかざして入るだけ。

つまり、メンバーカードは物理的に必要ない。だが、物理カードを今さんが記念に欲しがっていたので水族館の人に聞いてみたところ、館内に窓口がありそこで作ってもらえるとのこと。

そこで判明した誤算。私の名義で二人セットのメンバーシップを購入していたので、もらえる物理カードは1枚、そして印字されるのは代表者(私)の名前なのである。なので、バン水のメンバーカードに印字されてるのは私の名前と顔写真(その場で撮影しました)。そのためメンバーシップカードは私の手元にある。
次は今さん名義で申し込むか一人一人別のメンバーシップ購入しようね。

バン水について

ラッコの毛皮お触りタイムが落下餌やり時間の後に積極的に用意されていたり、ラッコプールを上から見れたり、映像作品はないが生のラッコをエンジョイするという意味ではモントレー水族館よりもバン水に軍配が上がるであろう。
ラッコ以外にも巨大アシカのショーがあったり、モントレー水族館よりもまったりしていて係員さんにも話しかけやすい。係員の皆さんは皆さんとてもフレンドリーでよかった。「この人(今さん)は配信を見てJoeyに会いに日本から来た。」というと大体皆色々話してくれる。そりゃそうだ、自作のラッコTシャツを着て日本から来る人、そうそういないだろう。訳して話しかける私も若干ドヤ顔で話しかけてしまう。

「あそこにいるのはXX(ラッコ名)だと思うけど、合ってる?」と今さんの質問を訳して聞いたりしたのだが、職員の方も人によっては「うーん、ちょっとわからない。違うと思う」と言ったが、後で「いや貴方が正しかった」と言いに来てくれたりした。ちゃんとしてる。そして職員よりも正確な今さんのラッコ見分けスキルよ…。
そんな私も、今さんの解説を聞いていたら、2日目の後半くらいからKatomai6(マックとクニックはバックヤードにいた)の見分けがつくようになってきた。
今さん曰く「配信で見ているだけだったらこんな早く見分けられるようにならない」
やはり現場で得られる経験値は違う。私のラッコ経験値は数日で爆上がりである。
見分けがつくようになってくると、マックとクニックがいないことを心配する今さん。そのツイートに心配するTwitterのラッコ民の皆様。そこで、「心配なら聞く?」ということで飼育員さんに質問してみた。(アメリカ生活のおかげで、質問をする事へのハードルが下がったのは人生にとってとてもプラスだったと思っています)
1ヶ月に一回のメディカルチェックアップだから心配しないでー、とのことでした。それをツイートで知らせる今さん。安心するラッコ民の皆様。どちらがメディカルチェックアップ中だったか忘れちゃったのですが、今さんが「一匹だとさみしいから、世話好きのマックが一緒にいるんだと思う」と言っていた。他にも、誰が誰にちょっかいを出している、とか、もうバン水ラッコ相関図を公式の代わりに書いてもいいのでは?と思うなどした。

本の中でメールの返信をくれたとされるJoeyさん、実はそれらしき方を水族館の入り口でお見かけした。明るく笑顔で楽しそうに誘導をされていたこと、そしておそらくトランスジェンダーの方だったためつい目がいってしまい、名札を見たらJoeyさんだったのだ。水族館というと来場者には子供が多い。日本だとそういった場所のグリーティングに一目でトランスジェンダーだとわかる方を起用するだろうか?残念ながら、多分難しいと思う。バン水はそれができる職場なのだという事も好感が持てた。

次回、シアトル編!


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