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ホテル・旅館にもアプリが必要!アプリ導入がおすすめな理由!

「旅館 アプリ」で調べると、某有名予約サイトたちのアプリが画面いっぱいに並びます。なぜまだホテル単体のアプリが少ないのだろう…?と、ずっと疑問に思っていました。
飲食業はすでにお店単体でアプリを入れているところが多いですし、一般的になってきました。
が、一方宿泊業で導入しているところはまだ少ない印象です。
その理由としておそらく、

・導入コストが高い
・業務の中で優先度が低く、アプリの開発まで手が回らなかった
・予約サイトに依存しており、必要性を感じていなかった

などが挙げられます。
では、どうして宿泊業にはアプリが必要なのでしょうか。
アプリを入れるべき理由を本記事ではお伝えします!


宿泊業は進化し始めている

宿泊業は次々とDXを始めようとしています。
従業員数が少ないという人的な問題から、今の時期どうしても接触することが難しく、あたらしいおもてなしの形が必要になったからという理由まで様々です。
デジタルを導入することによって、いままで抱えていた問題を解決しようという動きもあり、様々なサービスが世の中には生まれていますよね。
例えば、アパホテルのように、デジタルデバイスを使って非接触とチェックイン・アウトの時間を削減することに成功した例や、パナソニックがアバターを利用した完全非接触のホテルの運営に乗り出すなど、ここ数年で宿泊業は大きく進化を始めているのではないでしょうか。
この波に乗り遅れたくはないですよね…!

※アパホテル:https://airstair.jp/apahotel-nontouch/
※パナソニック:https://newswitch.jp/p/27578

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なぜ今「アプリ」が必要なのか

 デジタル媒体はVRやIoT機器などたくさん種類がありますが、その中で「アプリ」がおすすめな理由は以下です。

・アプリをインストールできるスマートフォンの所持率は全年代で8割を超えている
・比較的身近な媒体のため、学習なしで使える場合が多い
・導入が比較的安易
・ユーザーを「待つ」のではなく「呼ぶ」ことができる


1、アプリをインストールできるスマートフォンの所持率は全年代で8割を超えている
アプリが使用できる媒体であるスマートフォン。こちらは年々所持率が増えており、2021年現在、どの年代でも8割を超えているという調査結果が出ています。
https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20210524-00237108
そのため、新たな機器を導入しなくてもユーザーが既に持っているものから使用できるため、ユーザーにとっても、ホテル側にとっても負担はとても少ないです。

2、比較的身近な媒体のため、学習なしで使える場合が多い
またスマートフォンを所持しているユーザーは、少なからずアプリを使っているという経験を持っています。そのため、ある程度のアプリであれば直感的に扱うことが可能になり、学習に多くの時間を割かなくて良く、離脱を防ぐことができます。

3、ユーザーを「待つ」のではなく「呼ぶ」ことができる
今までユーザーの行動に依存していた部分が強いと思います。ユーザーが調べて、ホテルを選ぶ。といった流れが多いですよね。
アプリを使用するだけでホテル側から通知を使ってアプローチを仕掛けることが可能になります。何度もホテルを利用しているリピーターさんなどに特定の顧客に対してのアプローチも可能なので、リピーターさんに向けての施策も行えますね!

4、導入が比較的容易
さらに、ユーザーではなく企業的なメリットですが、アプリを一から立ち上げるのは難易度が高くとも、ある程度型化されているものをカスタマイズして使用すればコストがぐっと抑えられます。アプリを作ることはもう大変なことではありません。

以上の理由から、他の新しい機材を導入するよりも、アプリを使用することがユーザーにとっても、企業側にとっても比較的簡単かつ最大にアピールできる手段なのです。

アプリから顧客を知る!

顧客情報をアプリからデータとして知ることができることも大きな強みです。
どのような層がグループのどこのホテルに多く宿泊しているのか、何を気にして情報を探しているのかなど、アプリから顧客を知ることができます。
今まで宿泊された方の情報はある程度取得できていたと思いますが、宿泊までいかなかったが検討していた人たちの情報をアプリは取得できます。
今まで「Aホテルはファミリー向け」と思っていたのが、実は一定数「一人で来るテレワーク顧客」がいる可能性だってあります。隠れたニーズをアプリは教えてくれるのです。
アプリを運営していく上で顧客のデータをためて、新たなビジネスやサービスに展開することだってできるのです。

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アプリを使った新しい「おもてなし」とは

デジタル化をすることによって、お客様に提供できるおもてなしも変わってきます。
例えば、
・大浴場や食堂の混雑度をアプリから確認できる
・多言語翻訳による、多国籍コミュニケーション
・予約から決済まで全てスマートフォンで完結できる被接触宿泊体験の実現

など、今の時代ならではの宿泊の課題や、言語の壁によるおもてなしの限界をアプリは突破することができます。
アプリを使用してもらうことで、手間がかかる作業を短縮でき、従業員の方達も更にお客様に提供できる時間を増やすことができます。
さらに使い方ではまだまだあたらしい「おもてなし」を作ることができ、その旅館の特徴にあったおもてなしを実現することが可能です。

アプリはどうやって導入すればいいのか

アプリを一から立ち上げるのは多大な金額と労力が必須になります。
ただ前の章でご紹介しました「ある程度型化されているものをカスタマイズして使用する」という方法であれば、導入は比較的簡単に行えます。
「パッケージアプリ 制作」でネット検索すると多くのサービスがヒットしますよ。
アプリ自体もまだまだ進化の途中で、可能性をたくさん秘めています。アプリを使用することで出来るおもてなしも今後増えていきますよ。
アプリ化し、アプローチをしていき今後は「旅行先」から宿泊先を選ぶ、ではなく、「宿泊先」から旅行先を選ぶという流れにしていけたらいいですよね。
自分たちのホテルに一番あったアプリを是非制作してくださいね!

宣伝になりますが、ネットイヤーグループでもアプリ制作を行っています。
当社の強みは創業当初から徹底的なユーザー視点で制作する。という点です。
アプリが便利でも、ユーザーにとって負担になるものは使ってもらえません…。そこをユーザーが一番何を気にしているのか、情報はどうやって伝えれば理解してもらえるのか、弊社の専門家たちがそのホテルにニーズやユーザー層にあったアプリを提案します。
まずはご相談だけでもお気軽にどうぞ!

弊社ネットイヤーグループではアプリ構築のご支援やUXデザインのお取り組みを行っております。今回の記事のように「ユーザー視点」に重きを置いたアプリサービスや次世代の「デジタルとフィジカル」をつないだサービス構築を提供しております。DX推進・マーケティングをご担当されている皆様、ぜひ一度サービスの詳細をお問い合わせくださいませ。

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