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ド田舎育ちが都会に出向いて気付いたこと

わたしは三重県のとあるド田舎に住んでいる、42歳。もうすぐ3ちゃい。
季節によるけれど、気づけばサルの大群が、隣の畑で赤ちゃんを抱っこしながら、農作物を盗み食べしてたり、運動不足の解消をと近所を散歩すれば、サルの大群が民家の屋根に集合してるもんだから後退りして道変したり。(猿しかおらん)



うち周辺の景色を晒してみる

要は、以下風景は茶飯事というわけ。

畑で成ったスイカを持ち逃げするおサルさんご一行
手にしたかぼちゃを大事そうに抱える、手下を眺めるボス猿の図
玄関開けたら突然現れる、水も滴るいいおとこ(虫)


サルは、あったかくなってくると食べ物を求めて降りてくる。
生きるとは、壮絶で残酷。
食べ物がないなら生きるために、子どもを生かすために、危険を冒して山から降りて食べ物を物色しにくるわけで。


話は変わりますが、猿って、男性よりも女性に対して攻撃的なんだって。自分より弱いと判断するみたい。
見て弱いってわかってるってすごい。言葉もわからないのに、どうやって学んでいるんだろう。興味深い。
近くでサルの大群が出たなんていうニュースは、即座に自治体のメール配信で知ることになります。
まさに、動物と共存の世界にいるフルタチです。


話を戻します。
最近はずっと家でデザイン制作作業の日々ですが、数年前は結構、大阪だの東京だの、勉強会やセミナーに積極的に参加していました。

場所によるけれど、東京までだいたい、ドアtoドアで3時間ちょい。
まあまあな時間がかかるけど、それ以上に得られるもの果てしなく大きい。
それがわかってたから、お金と時間を消費して、勉強に専念していた時期がありました。


品川駅の恐怖(体験談)

都会人の歩く速さに驚いたあの日の記憶は、おそらく一生消えない。
名古屋からの新幹線で、品川駅に初めて降り立ったあの日。
人の渦に飲まれそうな、そんな感じ。人の動きがはえーはえー。

わたしは誰もが認める、正真正銘、田舎生まれの田舎育ち。
あの都会の独特のスピード感に、飲み込まれそうになるのは、想像するだけで恐怖でしかなかった。

ねえ、みんな歩くの早すぎwwww


わたしがあの中に入ったら、もはや走ると同意。
慌てて端に寄ろうとするも、横切るのですらタイミングが掴めず、急いでるであろう都会人の邪魔になりすぎて。
壁際に寄るだけで苦労して、ラッシュ時の移動は諦め、カフェで時間を潰すという形で逃れることに成功しましたとさ。


わたしこの時、わかった

間違いなくこの時わたしは、田舎ものであることを自覚したし、都会との時間の価値の差を痛感しました。衝撃だったよね。

忙しさの違いもあるかもしれないけれど、こんなに時間の捉え方が違うものかとショックを受けたのは、今でもはっきり記憶に残ってる。
もう7年くらい前の話だけど。

でもその時、逃げるようにカフェに入って、行き交う大勢の人たちを客観的に見て思った。というより、気づいたことがありました。


何があったかはわからないけれど、落ち込んでる人は下を向いて自信がなさそうに見えるということ。
都会では、他人のことなんて誰も見てないんだろうけど、その時カフェに逃げ込んだわたしには、自分の状況を歩き方を通して世間にひけらかしてるように見えた。

そしてその逆の人もいた。
その人たちは、自分に自信を持っている。早く歩く。足取りも軽い。
歩き方ってこんなに、人のその時の意思表示になってるってことに、わたしは気づいてしまった。


目的地・そのさきの目的はどうでもいい

そこに気づいたその日から、意識していることがある。
歩き方だけでも、変えようと。

行き先はどこでもよくて。
例えば、コンビニでも、歯医者でも、はたまた、犬の散歩でも。なんでも


ポイントは、姿勢を正して、前を見て、早く歩くこと。
こうするだけで、誰が見てるわけでもないけれど、
自分のなかで、何かが変わる。
ポジティブに変わる。

何があっても辛くても。前を見て歩くってことは、とても大事だということに気がついた。


騙されたと思ってでもいいから、ぜひやってみて。
歩き方ひとつ、表情ひとつ。
日頃の些細な行動が、自分の世界を作ってる。
小さなことでもその積み重ねが、今の自分を作ってる。


となれば、下を向いて歩くより、絶対に前を向いて歩いたほうが良い。
人から見て、あの人なんかあったのかなって思われるより、あの人なんかいいなって思ってもらえる方がいいじゃん。

デスクワークが増えて、運動不足蔓延の日常を過ごしているフルタチですが、日頃hは目的なく、ただ散歩に出かけることが日課です。
思考力が低下した時、気分転換したい時、伸びをしたくなった時 etc..

外に出るときは姿勢を正して、足早に歩く。
それを続けていることで、自分の中で、何かが変わった気がしてます。


長くなりそうなので、その「何か」については、またお話できればと思います。

日頃の何気ない「なにか」は、紛れもなく、あなたを作っている要素。
まずは歩き方から、意識してみませんか。

きっと、絶対、何か変わるから。
わたしが保証します。


今日も読んでくれてありがとう(きす)





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