【AR年賀状2021 制作奮闘記】 その3:社長新年あいさつ動画編
当社では、毎年年末にAR年賀状を制作しております。この記事ではその過程をダイジェストでお送りします!
その2では、デザイン案を決定しました。
これでほぼ制作は終了・・かと思いきや、営業の方から依頼がありました。
「社長の年頭挨拶動画のARを年賀状組み込みたい」
ということで社長の挨拶動画を追加することになりました。問題は見せ方ですが、新たにマーカーを設置するとデザイン修正が必要だったりと大変なので、そこで思いついた方法がこちら。
シルエットクイズの正解の中に「シャチョウ」を入れる
・・とのことで、イメージを伝えるためラフを描いてみました。
・・大丈夫?怒られない?と不安の中、社長に確認してみるとなんと快諾!なので、その方向性で作ることになりました。
早速、Aさんに筆者が描いたシャチョウでイメージを伝えて制作いただいたイラストがこちら!
なんということでしょう。筆者が描いた虚ろな目をしたシャチョウから、にっこりと爽やかな雰囲気のシャチョウに変身しました。
次は動画を撮影します。
当社にはグリーンバックが設置してあるルームがありますので、そこで撮影して当社のトリックアート看板がある本社ビルをバックに撮影することになりました。
合成の仕方として、グリーンバックで撮影して動画編集ソフトで背景を合成するか、Zoomのバーチャル背景機能とレコーディング機能を利用して撮影するかの2択が思いつきました。
Zoomで撮影すると画質が大幅に低下しそうでしたので前者の手段を取りたかったのですが、合成をした経験がなく自信がなかったのと、筆者自身の業務もバタついていて検証する時間もなかったのでZoomを利用して撮影することに。これが事件の発端となることも知らずに・・。
撮影当日。グループ企業であり、社長が同じの真生印刷株式会社の新年挨拶も同時に撮影することになりました。
始めに真生印刷の新年挨拶の撮影を開始しました。
筆者と上司は隣の部屋に居たのですが、真生の方のこだわりがすごく、確かテイク7ぐらいまでされていたと思います。
次に当社の新年挨拶動画の撮影を行いました。確か、テイク3、4ほどで終わったかと思います。
無事撮影が終わったかと思いきや、ここで事件が。レコーディングが出来てない・・!!
撮影中に「レコーディング中・・」と表示されていたので、レコーディングボタンの押し忘れということでもなく。
恐らく、途中で音声がきちんと入っているか不安になり、別PCからホストPCと同じアカウントでZoom会議に参加してしまったことが原因でした。
社長に再度お願いしたところ、「何度でもやりますよ」とご回答いただきました。申し訳ない気持ちでいっぱいに・・。ごめんなさい社長・・。というわけで何とか撮影は終了しました。
ただ、また後日問題が。
真生印刷にお送りした録画データがZoomで撮影した影響で解像度が低かったらしく、再度向こうで撮影することになったそうです。社長、本当にすいません・・。
後日クロマキー撮影出来るかテストしたところ、簡単にできました。(始めからこちらですればよかった・・。)
動画が無事撮影出来たので、次は編集です。
見やすいように、Youtuber風に字幕をつけてみました。
年賀状作りもいよいよ大詰めです!
その4へ続く
https://note.com/dps5151/n/n923c8233a523
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