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自然災害から人民の生命安全と国土を保護するための事業を展開

中央非常災害危機対応指揮チームにて
2023-05-24『労働新聞』4面
日本語への翻訳は投稿者によるものです。

画像:国家非常災害委員会にて

中央非常災害危機対応指揮チームでは今年、エルニーニョ現象でもたらされる災害性異常気候に対処するための事業に総力を集中させている。
省、中央機関と各道、市、郡、工場、企業所をはじめとした単位に、能力ある活動家からなる非常災害危機対応指揮チームが組織され、国家の統一的な指導のもとに活動する全一的なシステムが確立された。
自然災害から人民の生命安全と国土を徹底的に保護することに関する党政策を貫徹するうえで、担っている任務の重要性を深く自覚した活動家たちは、変化する気象状態を常に注視しながら、突発的な状況に緊密に対応し、被害を最小化するための組織と指揮を、迫力をもって展開している。
指揮チームでは、大衆が高い危機意識を持ち、防災対策を抜かりなく立てるように覚醒奮発させ、当該単位との連携のもと、気象情報をリアルタイムで伝送する事業を、中身をもって行なっている。
水管理システムを正しく立てることに関する指示が示達され、国家データ通信ネットワークを通じ、常識資料や危機対応方法が多面的に紹介され、非常通報システムも整備補強させている。
避難、および疎開を組織するための対応案が細かく講じられ、危険対象を抜け目なく調査把握し、力量と手段を総動員して迅速に除去する準備作業が深化している。
各単位では、必要な物資、動員手段を確保し、災害発生時に人民の生活に不便が及ばないよう、予断を持った対策を樹立することに深い関心が寄せられている。
災害地域に急派する救助隊や医療隊が経常的な動員準備状態を保ち、非常防疫機関などとの連携のもと、防疫学的要求を徹底して守りつつ被害防止事業を繰り広げられるよう、要求性を高めている。
大雨、洪水、台風などから農耕地が浸水、埋没するのを防ぎ、農作物被害を最小化することに中心を据え、灌漑構造物の保守や河川の浚渫、排水システム完備などの事業を本格的に推進している。
これとともに、国土環境、都市経営、電力、鉄道など、人民経済のあらゆる部門と単位に、指揮体系、通報体系を整然に立て、活動家の責任性と役割を高め、偶発的な事態にも迅速に対処するための組織事業が、抜かりなく行われている。

朝鮮中央通信

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