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6種類から26種類へ!

2023-06-17『わが民族同士』
http://uriminzokkiri.com/index.php?ptype=cgisas&mtype=view&no=1247951
日本語への翻訳は投稿者によるものです。

画像:柳京キムチ工場でのキムチ生産工程

敬愛する金正恩同志にとって人民は、あらゆる思考と実践の出発点であり、天のように戴くべき貴重な存在である。
敬愛する金正恩同志は、次のように述べている。
「われわれ人民を固く守り、より高く戴き、不自由なく生きられるようにすることは、私とわが党の第一使命であり、確固不動たる意志です。」

チュチェ105(2016)年6月のある日、敬愛する元帥は新たに建設された柳京キムチ工場を訪れた。
人民のための工場をまた一つ作ろうと、建設で提起される問題を一つ一つ解決し、工場の名前も自ら「柳京キムチ工場」と命名した、敬愛する元帥。
この日、敬愛する元帥が工場を見て回りながら深く関心を持った問題は、キムチの種類を増やすことであった。
当時、工場には、白菜をそのまま漬けたキムチ、白キムチ、キャベツを丸めたキムチをはじめとして、6種類のキムチを生産していた。
これを見た元帥は、小児用の栄養キムチや小さい大根のキムチも人民が好むと言いながら、キムチは原料の成分や味によって品種が細分化されるべきだと指摘した。味付けの原料にどのようなものを使うかによって、辛いキムチも、そうでないキムチも作れるものだと、キムチの種類を増やすたるの方向と方途についても具体的に教えた。
活動家が受けた衝撃は大きかった。
彼らは、自分たちが今生産しているキムチの種類に満足していた。
それでも、敬愛する元帥は、人々の姿が千差万別であるように、味の好みも異なる人民たちの嗜好と需要に合わせ、多様なキムチを美味しく作って手に取らせようと、このように格別な愛情を注いでいるのであった。
しかしその時、元帥の持つ人民への愛がどれほど熱烈なものであるかを、活動家は全部知ることができなかった。

翌年1月、再び工場を訪れた敬愛する元帥は、柳京キムチ工場でキムチの種類をもっと増やすべきだと、現在工場で生産しているキムチが7種類とのことだが、人民が好む各種のキムチをもっと生産すべきだと述べ、もやしの水キムチやきゅうりのキムチも作ることについて課題を出した。
人民のためのことでは満足を知らない、敬愛する元帥は、塩辛を減らしたキムチ、甘味を感じられるキムチ、辛いキムチをはじめとした各種のキムチを工場で作ることについて、貴重な言葉を残した。
その後工場では、元帥の教えを体し、キムチの種類を増やすたるの事業を力強く繰り広げた結果、キムチは26種類へと増加した。

6種類から26種類へ!
これは、食事を一つ作るにしても、子供の好みや口に合わせて作るために気を遣う偉大な父の、果てしない愛がもたらした輝かしい結実である。

本社記者

投稿者による補足

柳京キムチ工場…2016年6月9日に、平壌市に設立されたキムチ工場。朝鮮半島では、長いあいだ家庭や地域でキムチが漬け込まれてきましたが、今では工場で大規模に作られたキムチを買う人が増えています。半島の南はもとより、今では北もキムチを工業化して大量生産するようになったわけです。朝鮮民主主義人民共和国対外経済省が運営しているウェブサイトによると、工場では年間に数千トンの野菜加工製品を生産しているとのことです。温度管理が必要な生ものですので、北での流通範囲は限られると思われます。
以下のサイトで、工場の生産工程と商品情報が確認できます。(朝鮮語)

http://www.kftrade.com.kp/index.php/trade/detail/C38/10527?lang=kp

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