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【31】クラウドファンディングの概要①

こんにちは。写真は私と弟と当時飼っていた愛犬・チャッピー(真ん中)です。
親戚からの紹介で飼い始めたのですが、譲り受けた時の名前はなんと「ち」でした。



さて、「甘酒を気軽に飲んでほしい」

これまで、粉末に始まりレトルトなど様々な実験をしてきました。
甘酒の主成分による糖によって潮解や褐変などが起こり本来の味わいを楽しめず路頭に迷っていましたが、ついに常温&日持ちができる方法を見つけることができました。

しかし、この方法の場合、ロットが最低でも10〜20万個になるのだそう。

どうやって売るの?!ゾッとします。。。

とりあえず、どのような販路があるか考えていきます。

今回はその中の一つの選択肢として、クラウドファンティングについてアウトプットします。


クラウドファンディングとは

○クラウド(Crowd;群衆) + ファンディング(Funding;資金調達) 

○一般的(企業)な資金調達・・・銀行、投資家などから融資や出資によって多額の資金を調達

○クラウドファンディング・・・多くの支援者(個人)から少額の金額を資金提供してもらう


リターンの種類

ー寄付型 

 ○リターンなし
 ○「治療費」「復興」支援など

ー投資型

 ○利益からの配当金を受け取る
 ○未上場企業(ベンチャー企業など)に株を投資→通常の投資よりも少額で株主になれる

ー購入型

 ○モノやサービス、権利などの特典を受け取る

私がクラファンをするとなれば購入型になるので、以下購入型をメインにまとめています。

利用状況

○購入型クラウドファンディング市場規模の推移
2017年;77億円
2018年;115億円
2019年;169億円
2020年;501億円

○認知度
全体の42%が認知している。若い世代ほど認知度が高い。

○支援経験
全体の5%が経験あり。20〜30代の経験比率が高い。

○支援経験
1〜2回が約70%

○支援金額
「2,500〜5,000円」(25.6%)
「10,000円未満」(68.7%)

○支援したプロジェクト
「食品、飲料、酒類」(20.0%)
「テクノロジー・ガジェット、家電、IoT機器」(18.7%)
「災害復興支援」(15.0%)
「地域活性化」(14.8%)
「飲食店、宿泊施設、観光関連事業者等の応援」(14.0%)

○認知経路
「SNS」(55.0%)
「インターネット検索」(20.8%)
「家族や友人などの紹介」(19.2%)
「実行者のWebサイト」(18.8%)
「オンラ イン上の記事」(17.7%)

若い人ほどSNSを通じて知った人が多い

○支援した理由
「実行者の夢や想いに共感」(53.1%)
「応援したい 人・店・地域等を直接応援できる」(34.4%)

20代・・・「他では手に入らない製品等が手に入れられる」、「いち早く手に入れられる」
60歳以上・・・「応援したい 人等を直接応援できる」、「社会に貢献できる」、「災害の影響を受けた人等を直接応援できる」

○支援を行う前の確認事項
「支援額、目標金額」、「支援した資金の使用用途」(60%以上)
「リターンが提供される時期」(39.2%)

○利用にあたっての不安な点
「プロジェクトの実現性」(47.7%)
「目標金額の未達成」(39.4%)
「リターンの提供の遅延」(22.8%)
「詐欺ではないか」(20.3%)

https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/caution/internet/assets/caution_internet_201013_0001.pdf


起案者のメリット・デメリット


メリット

○個人・団体・企業、誰でも気軽に参加できる
○想いを伝える&支援者と繋がりができる→ファン獲得→PRに繋がる

デメリット

○目標金額を調達できるかわからない
○資金調達までの期間が長く、管理コストが高くなる可能性がある
○プロジェクトが実行されない場合は支援者に説明や返金の対応をしなくてはいけない
○利用手数料がかかる

https://www.saisoncard.co.jp/credictionary/bussinesscard/article081.html



感想

認知やファン獲得の観点からクラファンは前向きに進めていいのかなと思いました。
D2Cのマーケーティングと相性がいいサービスだと感じました。

次回は、クラウドファンディングのサービスを提供する会社の比較や起案の流れについて学びます。

ありがとうございました!

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