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【53】近江商人の哲学「たねや」に学ぶ商いの基本【ChatGPTで要約】【読書感想】

この一ヶ月、私は2度年齢確認を受けました。2回目は、不運なことに身分証明書を持っていなかったため、入店できませんでした。

この出来事を弟に話すと、弟は興味深い提案をしてくれました。
「さきちゃんは30代だから10代と違って足の爪が硬いはず。だから、足の爪を手で千切れない所を見せればよかったのに」

もし、また年齢確認をされたときは実践してみようと思います。



さて今回は、起業のことでお世話になっている、Hさんから戴いた本の読書感想文です。大切だと思った箇所は全て文字入力(音声入力)し、それをもとにChatGPTに要約してもらいました。


感想

今、親戚同士が遺産相続の問題で揉めています。(といっても、田舎の土地)
十数ヶ所あるこれらの土地は曽祖父が長い間お金を貯めて、手に入れたものです。私は、そこに関与するつもりは微塵もありませんが、曽祖父が私たち子孫が少しでもいい暮らしを、と思って手に入れた土地が原因で亀裂が入ってしまったことが悲しくてなりません。一方で、自分の努力で手に入れたものでもないのを、取り合うなんて卑しい人たちだな、とも思っています。(どうか、私の家族はこの記事を見ていませんように。。。)

本書の中に、このようなフレーズがありました。

自分の会社だと勘違いするから、いろんな揉め事が起こる。自分はリレーランナーの1人に過ぎなくて、一時的にバトンを預かっているだけだと謙虚になれば良いのです。そういうふうに考えられるならば、いかに次のランナーを育てるか、いかに今より良い状態にしてバトンを渡すか、にしか関心が向かなくなります。

渦中の親戚たちも、土地は我が一族の「お預かりもの」であることを理解して相続してほしいと切に思いました。

多分Hさんは、そこじゃなくて事業のことを学んでほしかったと思いますが、ご了承ください(笑)

ChatGPT要約メモ


この本は、巨大な建物での買い物という便利な選択肢がある中で、地元に根ざした価値観や商いの哲学を大切にし、目先の利益だけでなく地域社会や次世代に焦点を当てる姿勢が描かれています。薄利多売りではなく、相手との共栄を重視し、自分たちの事業が継続するためには相手の幸福も必要だと認識しています。また、地域社会に対する還元や、次のランナーを育てる意識が強調されており、商いの精神を通して社会に貢献する姿勢が感動的に描かれています。


読書メモ


巨大な建物の中で、快適に買い物ができる場所は全国に無数にあります。同じものを求めて、わざわざ遠くの近江八幡まで来る人はいないはずです。

不便だから行かない。もうそんな時代ではありません。不便でもそこでしか見られないもの。体験できないものがあればお客様はやってくる。

利益を追う事しか考えなければ、いつかは破綻する。目先の利益より大切なものがあるというのが我が家に伝わる先祖の教えです

目先の利益を追うのではなく、まずは相手が喜ぶことを考える。細く長くであっても組織が永続することを優先する。ビジネス相手だけではなく、それ以外の人々の利益も考える。生まれ育った地域に還元する。本社は地元から動かさない。

10円でも領収書をもらえと言われ、閉口しました。領収書をもらうのが目的ではなく、大きな声でたねやです。と言うのが目的なのです。

自分の会社だと勘違いするから、いろんな物事が起こる。自分はリレーランナーの1人に過ぎなくて、一時的にバトンを預かっているだけだと謙虚になれば良いのです。そういうふうに考えられるならばいかに次のランナーを育てるかいかに今より良い状態にしてバトンを渡すかにしか関心が向かなくなります。

ラコリーナの敷地に関しても、世の中から一時的にお預かりしているだけだと私たちは考えています。自分の会社のためだけじゃない地域の皆さん全員なものだと言う意識があるから、菓子屋には不相応な投資ができているなと思います。自分のためだけだったら足がすくむかもしれません。

薄利多売りある以上、長期的な取引を前提にしなければ利益が出ません。自分が豊かになると同時に相手も豊かになるのでなければ、長い通り引きが成立しないのです。

小さい頃からずっと父に言われ続けてきたのは自分1代でええと思ったらあかん。次の世代のこともその次の世代のことも考えて行動しろとこういう視点の長さこそ先人たちから受け継いできた 近江商人の知恵だと考えています

この授業を始めるとNPOでやるべきだと言う声もあったのです。確かに他の街ではそういう形でやっておられるところが多い。でも私たちは行政の下請けにはなりたくない。むしろ市民から提言する形で行政を巻き込んでいきたい。

1つ私は素直な心でいただろうか。
2つ私は人様の無事と倖せを祈る。心を忘れはしなかったか
3つ私は正直と敬う心を持っていただろうか。
4つ私は装う心を大切にしていただろうか。
5つ私は手塩にかける心を忘れてはいなかった。
6つ私は感謝の心を持っていただろうか
7つ私は親切な心を大切にしていただろうか。
8つ私は活き活きする前進の心を持っていただろうか。

彼が事業を続けていけなくなれば、私どもの商いも成立しなくなる。だから、持続可能性を考慮した価格で買い取る、これが私たちにとっての売り手良しなのです。


移り変わりが激しい場所よりもずっと変わらない場所の方が継続した飽きないができる次の世代、さらにその次の世代へつながる土地に店を構えるべきだと考えるようになりました

彼らは本心から自分の街が1番だと思っている。田舎町に生まれたことを誇りに感じている。

今求められているのは、本社の指示に忠実に従う人間ではなく、自分で考え、自発的に動く人間だと思うのです


時代が変わり商品も売り方も変わります。変えることを全てはいけません。でもずっと変わらないものもある。商いの精神です。枝葉の部分は変わっても、未来の部分は昔と何も変わっていない。先人たちの精神を愚直に引き継いでいくことこそ、私なりの 近江商人道なのかもしれません。

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