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大当たり回転数を推定するペガ兄打法


パチンコ・スロットって勝てると思いますか?

YouTubeやパチンコ雑誌を見ているどの演出が熱いとか、万枚・万発も夢じゃないとか感情を煽る言葉が多くあふれています。たしかに勝ったときはものすごく気持ちがいいし、短時間で数万円稼げてしまうこともあるので業界全体で店舗数が縮小傾向でもハマってしまう人が多いのは理解できます。

近年では、ラッキートリガーや有利区間上限緩和という出玉に関する業界の規制緩和傾向もあり、ギャンブル性が非常に高い遊びだと思います。

一方で、消費者金融にお金を借りて10万円突っ込んだのに半分も返ってこなかったとか、家賃に手をつけてしまって今月ヤバイとか、月間収支マイナス30万円です。みたいな人も大勢いるのが現状です。

いわゆるプロは、インフルエンサーとしても活動していて有名な方であればあるほどパチンコ屋に通っているだけで生計を立てている人は少ないのではないでしょうか?ガチでパチンコ屋に通っているだけで生計を立てる人はいったいどれだけいるのでしょうか?

(尊敬を込めて)ガチ勢と呼ばれる人たちは、朝早く起きて抽選入場の人気店で状態の良い台(釘が良くてよく回るパチンコ・設定が良いパチスロなど)で期待値があるとわかったら閉店まで12時間以上ほぼ休みも取らず打ち込み、日によってはそれでも多少負けながら稼ぐということをしています。
それでも過去の全盛期の1/3~1/2で、30万円以上稼ぐ人で上位10%くらいというのが現状だと思います(もっと少ないかも…)。

では、日中仕事をしているサラリーマンや隙間時間に息抜きしたい専業主婦など時間が限られていて近くに人気店がない一般人では勝つことはできないのでしょうか?

ここで突然ですが問題です。

小学校のテストでA君は80点取りました。
一方で隣町の私立小学校に通うB君も80点取りました。
2人は同じ80点取りましたが果たして同じ学力と言えるのでしょうか?

この結果の何に注目するかで答えは変わってくると思うのですが、全国共通テストなど自分の学力を計る値として偏差値があったかと思います。
偏差値50(平均)からブレ幅が大きければ偏差値40や60となります。
これは「正規分布」という分布に従って、偏差値50で上位50%、偏差値60で上位15.87%、偏差値70で上位2.28%となるようにランク分けするための値になっています。

偏差値のイメージ (引用元:エデュナビ)

統計学を応用すると、参加人数と平均、ブレ幅(標準偏差)がわかってしまえば、偏差値70以上の人は何人くらいいそうかということまである程度わかってしまうのです。

これってすごくないですか?

パチスロの攻略法の一つに天井期待値というのがあり、天井とされる回転数に到達すると、強制的に大当たり(またはそれに近い状態)になるという仕様の機種があるのですが、あと何回で天井に到達するのかによって投資金額に対する平均リターンをもとに計算で打つべきかやめておくべきかわかるというものがあります。

ペガ兄打法では期待出玉がどのくらいで収支プラスになる可能性が高いから打つ・打たないという判断をするものではありません。しかし、天井期待値と違い、天井機能がない機種(パチンコやノーマル機種のパチスロなど)で次回の大当たりが何回転までに来そうかということを計算で推定します。

1回の初当たりによって期待収支はある程度平均が出せるので、感情や勘だけではなく計算によって打つべきかやめておくべきか判断するだけで、勝率・収支は大きく変わってくるのではないかと思います。

開発者のペガ兄とは

本業は、IT系の会社を経営しながらFX自動売買プログラムの開発・販売をしています。パチンコ屋に通って統計学を駆使した確率の実験を趣味でしている人(エンジョイ勢)です。

投資の知識・経験からパチンコにおける確率論、期待値、損益分岐点(ボーダー理論)、波理論などに触れて、なぜ統計学(標準偏差を利用した分布)に関連する打ち方がないのか疑問を持ったことで研究を始めました。

Instagramで実践している様子をストーリーやアーカイブ投稿しています。

ペガ兄打法とは

ペガ兄が考案した、パチンコやパチスロで熱い演出や大当たりする回転数を予測する方法です。

ペガ兄打法によって、以下のようなメリットがあります。

  • 計算によってゾーン打ちすることで必要な投資を減らし期待値を稼ぐ打ち方ができる。

  • 天井がない機種であっても、計算によってある程度の判断ができる。

  • 節目を計算することで、統計学的に熱い演出が来やすい回転数がある程度予測し楽しむことができる。

  • 直感に頼ると生じる迷いを計算によって打ち消し、自信をもって台を選びやすくなる。

前提として、パチンコであればボーダー理論(台のスペックをもとに1000円で何回抽選できて大当たり1回あたりの期待玉数から損益分岐点を知る方法)、パチスロであれば設定推測(パチスロは設定によって出玉率をコントロールしており、当選確率に設定差が設けられている)によって終日稼働した場合では長い目で見ると投資額・収支に大きく影響します。

よって、ペガ兄打法の出番としては次回の初当たりまでいかに早く当選し、可能であれば連荘させるのかが重要になってくると思います。

開発のきっかけ

スペックの確率があるのに、大ハマりする人もいれば1000円で当ててしまう人もいます。打つ台や打つ人、打ち始めるタイミングによって当たる回転数が違うのはなぜだろう。それは本当に運によるものなのか?と疑問を持ちました。

スペックの確率はそもそも数十万回の試行回数で算出された平均確率だから偏ることだってあるはずで、実際にパチンコ屋に通っている人はご存じの通り、スペック確率通りに当たらない日も多くあります。

メーカーの開発者からは、過去の当選回数にこれからの当選回数は影響しないと明言されていますが、だいたいあと何回転くらいで当たりそうか、を予測する方法は本当にないのでしょうか?

スペックがあるということは、一定の確率で演出・当選・出玉の振り分け(BIG/REG、ラッシュ当選など)があります。
つまり、選択される結果がもともと偏りやすく、偏った時の傾向は直近の方が近い偏り方をするのでは?という仮説を立てました。
(確率論では大数の法則により試行回数が多ければ多いほど理論値に近づくという考えがあります。)

投資の世界でも、トレンド相場やレンジ相場という状態があり、トレンド相場の時は勢いがあり一方方向に進みやすい特徴があります。
人(感情)が介入しているのである程度合理的・人為的に動くケースもありますが、機械でも似たような傾向は発生します。
簡単に説明すると、直近の値動きの勢い(値が動いた幅)をもとに、これからの値動きの最大値がある程度予測できる(値幅計算)という理論があります。

ペガ兄打法では、これからの仮説から直近の大当たり回転数をもとに平均当選回転数だけでなく、平均からのバラつき(標準偏差)を計算し平均と標準偏差の関係から次回どのくらいの回転数で当選するのか予測する計算ツールを開発しました。

過去に似たようなアプローチで実践した人もいたと思いますが、統計学から推測する方法をツール化し広めることでもっと勘に頼らない再現性にこだわったツールができるのではと思い立ちました。
また、基準を設けることによって「機種ごとの評価」、「お店の評価」、「打ち手の立ち回りの評価」がしやすくなるのではと期待しています。

ペガ兄打法ツールの使い方(簡単な説明)

事前準備
計算にはGoogleスプレッドシートまたはエクセルを使用します。
以下、Googleスプレッドシートのリンクからご利用ください。
スマホから利用する場合には、あらかじめGoogleスプレッドシートアプリをインストールしておく必要があります。
DL: AppStore (iPhoneユーザー向け)
DL: Google play (Androidユーザー向け)

各シートの説明
説明タブ:以下に説明している内容をシートにもまとめています。
パチンコ用タブ:パチンコ用の計算シート。
パチスロ(ノーマル機種)用タブ:パチスロ用の計算シート。
課題検証タブ:ペガ兄が研究中にまとめたメモ(参考までに)。

①現在の回転数を確認
まずは、台のデータランプから過去の大当たり履歴を参照し、現在の回転数を入力してください。 ※当日10回、前日最終10回で共に大当たりなしなら前々日以降に遡って前回大当たりから何回まわされた状態か入力してください。
(例)当日10回、前日10回、前々日に大当たり後200回なら現在220回。
※お店が閉店時にラムクリ・設定変更した場合、その時点で回転数がリセットされることに注意(計算が狂います)。

②直近5回の当選履歴(回転数)を確認
大当たりが1回前~5回前に当たった回転数を入力してください。 ※データランプで前回大当たりが100回でも前々回の大当たり後、500回まわされて閉店からの当たりであれば600回と入力してください。

③期待収支を確認するために1000円あたりの回転数を把握
1000円で何回回せるのか分かった場合、「1K何回?」に入力し、 1回の大当たりでの期待出玉を入力すると期待収支(1玉3.5円計算)が出せます。
※期待出玉はDMMぱちタウンなどを参照してください。
https://p-town.dmm.com/machines

④目安100回以内に当たる台を探す
各ゾーンはそれぞれ違ったアプローチで算出された複数の節目から、開始と目標の組み合わせで大当たりしやすい組み合わせを並べています。
自分が打ち始める開始回転数が近いもので、なるべく100回転以内に収まるようなゾーンを選ぶようにしてください。

⑤各ゾーンが被っている台を探す
各ゾーンについてその範囲が狭い時ほど濃いゾーンとなり演出がざわざわしやすくなる傾向があります。  また、複数のゾーンで範囲が被っている場合、複数のアプローチで期待値が高い状態となり、狙い目となります。
※好調台狙い50~150回で即ヤメ台狙いで30~90回だった場合、50~90回で被っており2つ分のゾーンを打っていることになる。

⑥(注意)計算値なのでズレることもあります。当たらないこともあります。
ゾーンの前後10回で当たることもあります。期待値を積むことが重要なのであと10回だけ回すが20,30回とならないよう割り切りましょう。

⑦ヤメ時の目安は設定しておく
ペガ兄打法ツールで100回転以内を狙い打ちするだけでなく、
大当たり後のヤメ時としては即ヤメか、直近3回の大当たり履歴を3で割り、1.5倍した数が目安としては良いと思います。
(例)直近3回が100,200,300だった場合、{(100+200+300)/3}*1.5=300

免責事項

著作権は放棄しておりません。
紹介は自由ですが改変・二次利用は固く禁止します。
ペガ兄打法を活用し生じたいかなる損害に関して当方は責任を負いません。ペガ兄打法ツールを使用し生じた結果の全ては、使用者自身の責任と負担になります。

更新履歴

2024.07.08 ver1.0 初版公開

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