なんか将棋がすごい

20数年前に連載されていた山本おさむ著「聖(さとし)」というマンガが大好きだったものですから、将棋にはそれほどくわしくないもののマンガに登場していた羽生善治さんたちに少しだけ特別な気持ちがあります。

私と同じかそれ以上の年代のかたは藤井聡太さんの快進撃とその報道にいわゆる「羽生フィーバー」を想起されるかと思いますが、近年の羽生さんは戦績がふるわず(とはいえ積算ではものすごいレコード)、限界説がささやかれていました。

年齢による衰えも言われますが、実績あるベテランのかたは将棋協会の要職につかなければならず、それによって自分の研究時間がとれなくなっていく構造があるのだそうです。羽生さんはそれが去年ひと段落し、晴れて自分の時間を作れるようになったのだとか。

すると少したってからタイトル挑戦者決定戦、つまりトップどころが集まった勝負で全勝勝ち抜けし、今まさに藤井聡太さんと対戦される状況にまでなっています。すごい。斜めの角度の写真で見たらあの頃のような寝ぐせもありました。なかなかとれなくて諦めるんでしょうかね。それとも最初から気にしていないのか。



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