見出し画像

【NEWS】体外受精を、同性婚が受けられるかどうか。について

プロローグ

生殖補助医療法案、
同性カップルら署名提出「精子提供の対象拡大を」

朝日新聞 https://www.asahi.com/articles/ASRCH5FXBRCHUTFL00M.html

という記事を見た。

今までは、不妊治療の一環として、
体外受精をする人がもっぱらだった。

多様性が重んじられるこのご時世にて、
同性カップルにも適用してほしい、とのこと。

皆さんはどう思います?

子供が欲しい、というのは
素晴らしい事だ。




愛の結晶として、
子供を育てたい、子供と生きていきたい、
様々な感情がある事だろう。


だが、子供からすればどうだろう。
正直、全面賛成とは言い難い。


これは、一個人の感想としてなので、
どちらが正義かという話ではない事を
前提に進めたい。


同性カップルの体外受精について


今の日本では

同性婚は認められていない。


これは事実。


自治体でパートナーシップ制度、というものが設けられ、
「各自治体が同性同士のカップルを婚姻に相当する関係と
認め証明書を発行する制度」

日本LGBTサポート協会


などが生まれてはいるが、
結局はLGBT団体が独自に行なっているに過ぎない。

なぜ、同性婚ができない、という話は
僕の知るところではないが、
法で定められている以上、
体外受精を施されるのは難しい。


こういう法の外で行動を実行してしまった場合、
様々なサポートが国から受けられなくなる。

しかも、その受けられなくなるのは
生まれてきた子供だ。

・育児手当(月3万前後)
・子供の医療(子供は12歳まで医療が無料)
・予防接種(各種)
・乳幼児検診

まず、ここら辺が
どうするの?みたいなイレギュラーが起こると
行政は大体対応できない。

ここを余裕でケアできる財力などがあれば
話は別でしょうけど…どうなんでしょうね。

次に、


子供の成長過程による課題

人は一人では生きてはいけない。

社会性を通過して
多くの経験を踏んでいく。

例えば、学校。

父親、母親がいないならまだしも、
父親が女性、
母親が男性、
だった場合子供の心はどうなるだろう。

自分は普通の環境の子供ではない。
そんな侘しい思いを必ずさせてしまう。

友達にも言われるだろう。

少なからず傷を負うのは確実だ。

それでも、
愛があれば乗り越えられるのだろうか?

子供は、ペットではない。
同じ社会に生きる小さい仲間だ。

その仲間が傷を負うのを確実に残してでも
子供を作りたいか。


正直なところ僕は、
かわいそうだと思い、
とてもできない。


でも、子供が欲しい気持ちも痛いほどわかる。
好きになった相手との子を持つのは
人間として当たり前の感情だと思う。

だからこそ正義や悪が無い問題なんだ。
間違っているとしたら
今時点の法律だろう。

法も常に変わっていくが、
その法を作るのが人間である以上、
時間がかかってしまうのは
しょうがない。

出生率の低下と死亡率の増加

厚生労働省は28日、人口動態統計の速報値を公表した。 2022年の出生数は過去最少の79万9728人で、統計を取り始めた1899年以降、初めて80万人を割った。 一方で死者数は過去最多の158万2033人。 死者数から出生数を引いた「自然減」は16年連続で、減少幅は過去最大の78万2305人。

厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai22/dl/gaikyouR4.pdf

2022年では
80万人生まれて、160万人亡くなっている。


ということは、人口が半分になる動きをしている、ということだ。


そんな中で子供を産みたい、
という思いは素晴らしいと思うのだ。

子を残したい、とは日本の国益にもつながる。

だから頭ごなしにダメー、とは言えない。
国益があるから、
という理由だけでなく本人たちの望みではあるが、
そろそろ国もどう動くかを画策はしているはずだ。


まとめ


個人の感想としては
同性での体外受精は賛成できない。
どちらかというと、
先に重婚を認めてほしいところ。

優先順位としては、

(1)重婚の認可
(2)同性婚の認可


だろうなと思う。

世の中が、
母親役が男性、父親役が女性でも
ありきたり、となるような世の中であれば
もっと自然と賛成できると思う。

だから、結論としては
今はダメ、けど先のことはそうとは限らない。

というのがこの記事で思ったまとめだ。

良い世の中になるといいね。
では。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?