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思い返すと思ったより工口かった映画

Mr.インクレディブル、昔はふーんって感じだったんだけど、今振り返ると主人公夫婦のセクシャル描写が生々しい上にエロスが漂いまくってるのがエグい。PG指定も納得。
久々に鍛えてテストステロン出まくりの中年主人公が朝早く出張に行こうとする時、ガウン着た嫁さん(いつもは子どもの教育方針を巡って喧嘩している)が妙に慎ましやかで湿っぽい雰囲気で見送っているシーンとか、「ああ、こいつら昨日久々にヤったんだ……」ということが察せられてしまうあたりのえげつなさは他のピクサー映画では見られない描写である(一応カーズなんかではレースカーの主人公が弁護士やってるポルシェの女の子にタトゥー入れてることを指摘するというどう考えても子供向けには思えない場面はあるが、インクレディブルほどストレートではない)。これもブラッド・バードの持ち込み企画だからだろうか。
続編ではそこら辺の雰囲気がオミットされていたので、俺の中での評価は低い(まああれはどっちかというと思春期の子供たちの教育に比重が置かれていたから当然と言えば当然ではあるのだが)。

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