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格ゲー争乱記

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格闘ゲームに関して物申さずにはおれない。
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勝率を見てキャラ調整することの愚

まあ要するに、格ゲーのキャラ調整する時は勝率で判断してはいけませんよって話。 最近の顕著な例で言えば鉄拳7。 このゲームにはギガースっていうメチャ弱いキャラがいたんだが、シーズン2でさらに弱く調整されてゴミレベルになってしまった。 なんでこんなアホな調整されたかっていうと、ギガースは初心者帯では勝率が高かったのである。しかし上級帯では当然クソ弱いから誰も使わない。 その結果、使うのは初心者ばかりで、しかも初心者同士だとそこそこ勝てちゃうから勝率が上がり、それを見た調整

格ゲー初心者のためのアイデア

格ゲーで初心者を取り込む時に提案したい事が一つあります。 それはCPU戦の向上です。 昨今、どの格ゲーもCPU戦がありますが、格ゲープレイヤーの多くはCPU戦をする事はほとんどありません。 なぜなら、CPUの動きは人と大きく異なっており、CPUといくら戦っても対人戦のスキルは上がらないからです。 そこでCPUの動きを人に近いように改善する事。 これこそ、どの格ゲーメーカーもやってない事であり、 ここにこそ初心者の取り込みのカギがあると思うのです。 スト5が出た最初期のこ

格ゲー初心者が気にする事柄

その昔、バーチャファイター4EVOという格闘ゲームがあった。 ゲームセンターでカードシステムを導入した格ゲーであり、アイテムによってキャラクターをカスタマイズしたり、カードに自分の戦績を記録出来たりと、当時としては画期的なゲームであった。 そして2004年、満を持して続編であるアップデートタイトル、バーチャファイター 4 ファイナルチューンド、通称VF4FTがリリース。 4EVO同様、大ヒット間違いなしと思われたが・・ ここからはあくまで筆者の体験に基づく所見である。 筆

格ゲーをやる理由

結論から言うと格ゲーをやる理由というのは、「相手を屈服させる事」、これ以外にない。 屈辱を与える相手は人間でなくてはならず、従って格ゲーマーという人種はCPU戦に熱心になる事は滅多にない。コンピューター相手では屈服しているかどうかのリアクションを確認できないからだ。RPGでボスを倒す行為とは根本的に異なるのがそれだ。 また格ゲーマーは、相手が操作をしなくなる状態、いわゆる捨てゲーに対して嫌悪感を示す。 勝ち負けだけで考えれば、相手が操作をしないという事はボコり放題の上、