好きなもので自分を語る回#1

どうしようもない24歳、海とか空とか大きなものが好きみたい。

へこんだとき、悲しかったとき、悩んでも答えが見つからないとき、とにかくネガティブな感情で、だけどまだ動けそうだなってときはいつも車を走らせて海へ行く。ということをよくしていた。

海を見てるとなんだかよく分からないけど、大きくて果てしないものをボーッと眺めるとこんな自分でも包み込んでくれるような安心感をいつも感じていた。

最近までは徒歩5分で海に行ける環境に住んでいたので、理不尽に怒られた日や仕事で上手くいかなかった日は家に帰る前に海に行って、心の回復をしていた。

だけど今はとある事情で、内陸の県にいるため海とはしばらく会っていない。

海に行きたい！海に行きたい！！！！！！って当初思い散らかしていたんだけど、最近そういうのなくなったなって感じていた。

なんでかなって考えた時に自分のよくやる癖に気がついた。思えばかなり無意識だったけど。

どうしようもない24歳はよく空の写真を撮るらしい。

…なんだよ、どうでもええわ。

とか思わんでよ〜〜〜〜〜〜〜〜汗汗涙涙
どうしようもない24歳の古参ファンになるなら今この瞬間だよ！！！！！あいつ空好きだから！ってマウント取れちゃうからね！覚えるなら今だよ！！！

…………。

割とデータフォルダに空の写真が沢山入っていた。(話は突然戻しがち)ていうか、海とかをながめる前から空を見ては写真をよく撮っていることに気がついた。

撮る基準は、単純に自分が好きだと思った時。
例えば、雲の形とか空の色とか、朝日も夕焼けも、星空も自分が「あ、いいな。」と思う瞬間撮っていた。

海に簡単に行けなくなった今、前以上に空を眺めることが多くなっていた。(私調べ)
最近のデータフォルダは、スクリーンショットと友達との写真と空が多めである。(平和すぎ。守りたい。)

撮る以前によく空は眺めていたな〜と思う。1人でも誰かといても、歩いてる時も車の運転の信号待ちの時も電車やバスに乗っている時も、そういえば海を眺めているときも一緒に空も見てた。その場に誰かいるなら「ねぇ、空めっちゃ綺麗じゃない？」って共有してた。

ことに今日、気がついた。

今日まさに川にあるベンチに座って知人を勝手に情熱大陸に出演させたら、どんな感じになるかの妄想を友人2人と1時間弱話していた。

散々爆笑して、面白いなぁってふと見上げた時空がピンク色で可愛かった。
「わぁ！空かわいいよ！！見て！！」って口に出していた。

その前にもピンク色の空を見ていたこと。写真に収めたこと。をついでに話したら友人も同じような空を見た。と笑って話していた。

なんだかすごく嬉しくて、普段の会話とは違うような温かみを感じた。
心が温まるってこういうときも使っていいのかな、上手く言えなくて悔しい。
だけどこの自分的素敵な会話は、今日に限らず以前から複数の友人と交わしていたことを同時に思い出した。

私は、好きなものも嫌いなものもハッキリ自分のことは分かっていると思ってた。
スマホのメモ帳にこの2つのことはメモしているくらいだ。現状の自分を分かってるつもりだった。

けど、無意識で好きなものってあるんだな〜。海は気がついてたはずなのに、空には全く気づかなかった。
色んな表情を見せてくれる空に、何回心の回復をしてもらったんだろうって思う。好きな空に会えた時の口角が上がった回数は数え切れないと思う。

まだ自分の知らない、だけど気づかないうちに好きになってたものがまだあるのかな。

恋みたいだな。

なんだ、恋してるじゃん。よかった。
安心したので終わります。ちゃんちゃん。

(好きなもので自分を語る会定期的にやろうと思います。)

ps.ピンク色の空をおすそ分け