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小中学生へキャリアの例え話「どの科目が好き?」から考える「働くイメージ」 #キャリア教育

小中学生のみんなへ

これは心理テストです(嘘です)

まず

「好きな科目」

あるいは「好きな教科」を

思い浮かべてみましょう

「得意な教科」と考えていいですよ!

国語算数理科社会英語

それ以外でも勿論いいですよ

どうですか?

1つじゃなくても

2つとかでもいいですよ

OK?

では、次に

「苦手な科目」

「苦手な教科」を

思い浮かべてください

「イヤな授業」とかでもいいです

1つ?2つ?

たくさんあってもいいですよ

OK?

それは後で使うので

覚えておいてくださいね

さて

今回のテーマは

「フルタイムの仕事」です

フルタイム?なんだそれ?

となりますよね

フルタイムは

「働き方」の一つで

今現在は多くの人が

フルタイムで働いています

フルタイムは

1日に8時間

一週間に5日働く

かけ算すると

一週間に40時間働く

というものです

フルタイムで働けば

ある程度稼ぎもあり

なんとなく生活は出来るでしょう

さて

世の中には

色々な仕事があります

子供達が思い浮かぶ仕事もあれば

みんなが知らないような仕事もあります

それに

5年後、10年後には

きっと新しい仕事も生まれているでしょうし

なくなる仕事もあるかもしれませんね

世の中には

たくさんの種類の仕事がある

これは分かりましたかね?


そして

仕事に関する悩み

多くの人の悩みとして

「自分にあってない仕事をしている」

「自分に向いていない仕事をしている」

「やりたい仕事が分からない」

ということがあります

好きじゃない仕事をしている

苦手な仕事をしている

イヤだけど生きるために仕事をしている

という人もいるのです


そして

ここで

さっき考えた

「嫌いな授業」

「嫌いな科目」

「イヤな授業」

を思い出してください

そして

それを

フルタイムでやります

これは

「嫌な仕事をフルタイムでやる」

ということに近いでしょう

英語の授業が嫌い…

だとしたら

それを

1日8時間

よくあるのは

8時30分から17時30分まで

(お昼休みが一時間だけあります)

それを

月曜日から金曜日でやります

どうですか?

しんどそうですか?

多分イヤですよね

私もゼッタイいやです

ただでさえ嫌なのに

それをフルタイムで!?

もう辛すぎる…

でもそれが

多くの人が悩んでいる

「自分にあってない仕事をしている」

「自分に向いていない仕事をしている」

「やりたい仕事が分からない」

ということです

よく「仕事のミスマッチ」とも言いますね


これを聞くと

こういうギモンがわくかもしれません

「なんで嫌なことやるの!?」

「好きなことやればいいじゃん!!」

 とか

どうせフルタイムで働くなら

嫌なことじゃなくて

楽しいことやればいいのに…

苦手なことじゃなくて

得意なことをやればいいのに…

そう思いますよね

私もそう思います


ですが

多分そう上手くいかない

そんな場合があるのんでしょう


例えば

先ほどの好きな教科で

体育とか

美術とか

家庭科をイメージしたひと!

それは

みんな好きかもしれません

そうなったときには

「競争」がおきます

分かりやすく例えると

「イス取りゲーム」ですね

例えば

体育のイスは一つしかありません

クラス全員が好きな席に座ります

体育のイスに座るには

ちゃんとした理由が必要です

体育が一番得意

体育が一番好き

あるいは

体育の先生が推薦してくれる

ほかの人を蹴落とす

とかもあるかもしれませんね

アナタは

そのイス

取れそうですか?


もし取れなかったとしたら

他のイスに座ります

それは

嫌いな科目かもしれません

これが

先ほど話した

仕事のミスマッチ

が起きる原因の1つです

やりたい仕事はあるけど

イスが1つしかない

だから

イス取りゲームに負けて

嫌いなことをやっている

ということです



そして

それだけではないです

まだまだ

仕事のミスマッチの原因はあります


例えば

「選択肢の多さ」です

世の中の仕事は

それこそ無限なくらい

たーーーーくさんの仕事があります

国語算数理科社会英語とかとは

比べものになりません

選択肢は100

1000、10000とあるでしょう

そこから

1つの仕事を選ぶ

それって難しくないですか?

選択肢の多さ

これはやっかいです…


同じように

「仕事のことが分からない」

という問題もあります

「これどんな仕事だ?」

「わたしはこの仕事好きになれるか?」

算数の授業は

なんとなく分かると思いますが

どんな仕事なのか

それが分からないと

選ぶのは難しいですよね


中には悪い人達がいて

うまくダマして

「ほら、いい仕事だよ!」

とウソをつくこともあります

でも

それに気付くのは難しいんです

これは困りましたねえ…




じゃあ!!!

ぼくは!

わたしは!

小学生

中学生

高校生

大学生

あるいは

大人だとしても


わたしは!!

どうしたらいいんだ!!!

嫌いなことをフルタイムでやる

苦手なことをフルタイムでやる

そんなのはイヤ!!

どうしたらいいの!!!!


そう思いますよね

勿論!

答えというか

アドバイスはあります!!!!

伝えられることは

伝えておきますね


かんがえ方は

分かりやすく2つにします

①イス取りゲームに勝つ

②イス取りゲームをしない

です


①イス取りゲームに勝つ

どうやって

イス取りゲームに勝ちましょうかね?

イスを取るには

理由が必要です

「わたしがこの仕事やるんだ!」

「わたしが一番だぞ!」

そう言える理由が必要です


まずは

「最強」になることです

オリンピックに出る選手は

多分一番強い人たちですね

会社に入る

仕事をする

と言うときには

「最強」ならイスが取れます

この

「最強」も

色々あるでしょう


例えば…

絵がめちゃくちゃ上手い

スポーツがめちゃくちゃ上手い

テストの成績が一番

こういうのは

分かりやすいですね

他には

友達がめちゃくちゃ多い

人前で話すのが得意

人を笑わせるのが得意

こういうのもあります

謎解きが得意とか

人助けが得意とか

コミュニケーションが得意

とかは

仕事をするときに喜ばれる

重宝されますね 

「最強」も

色々あるので

自分なりの

「わたしはコレが最強!」

と言えるものを作る

いまから育てる、成長する

伸ばしていきましょう

もしも

いま、「少し最強」というのがあれば

それをドンドン伸ばして

「最強」を目指しましょう


でも

「最強」にはなれないかも

クラスではあんまり

強いほうじゃないし…


「最強」がダメなら

次は「一番好き!」です

「わたしは○○が他の誰よりも好き!」

これも

イス取りゲームで

イスに座る理由になります

お魚が好き

お魚のことなら何でも知ってる

そういう人は

お魚の仕事が合ってますね


それに

自分が好きな事だから

知識もたくさんつけられるし

フルタイムでやっていても

やれるかもしれません


もしも

今、好きなことがあるなら

それをドンドン大きくしましょう

誰よりも好き!

好きなら誰にも負けない!

そこまでいけば

それはもはや「最強」です




②イス取りゲームをしない

という手もあります


例えば「推薦」

専門用語ではリファラルと言います

イス取りゲームは

「指名する人」

もいます

教室なら先生になるのか?

仕事でいえば

会社の人になります

もしも

自分の家族が

そこの会社で働いていたら

あるいは

自分の仲の良い友達が

そこの会社で働いていたら

もしかしたら

「あのイス、君の分とっておくね」

となるかもしれません

ズル?

いえいえ

そんなことないですよ

全く知らない人よりも

家族や友達であれば

良く知ってる人なので

一緒に働いたりしやすいですよね

これなら

イス取りゲームに勝たなくても

イスが取れます


あとは

イス取りゲームといっても

人気のないイスもあります

人が多いとか

人気のあるイスには

たくさんの人が

イス取りゲームをしにきます

そうなれば

すごい勝負になりますよね

なので

穴場

あまり人気がないけど

私はこのイス良いと思うんだ

そういうのを探すのもいいでしょう

これは

私が見つけ出した

誰も見つけていないイスなんだ

それもアリです


イス取りゲームをしないかわりに

イスを作ってしまう!

というのも手です

これはすごいですね

まわりはイス取りゲームをしている

その横で

カンカンカンと

イスを作ってしまうと

はい、これ自分のイスだから!

そうすれば

イス取りゲームの必要ないですよね


これは

起業とか

仕事を作るということになります

仕事を作る

というのは

素晴らしいことなので

もしも

イス取りゲームが嫌なら

イスを作ってしまえばいいのでは?

大学では

起業を学ぶこともできます

あんまり人気がなさそうなので

それこそ

穴場かもしれませんね


ほかの抜け道

フルタイムではなく

いくつかの仕事をするとか

働く代わりに

自給自足で生きていくとか

不労所得で生きていくとか

子育てや家事に集中するとか

そういうのもありますが

今回は割愛します

働かないで生きていく

そういう方法もあると思うので

自分で調べて見てくださいね




あなたは将来

嫌な仕事

苦手な仕事を

1日8時間

フルタイムでやりたいですか?

それとも

好きな仕事

得意な仕事を

1日8時間やりたいですか?


今から出来ることは

たくさんあります

でも

何もしないでいると

イスが見つからない

結局

嫌なことを8時間やる

そうなるかもしれません


そうならないために!!!

もし得意なことがあるなら

それを伸ばしていきましょう

もし好きなことがあるなら

それを膨らませていきましょう


何も手がかりがない?

そういうときには

探しにいきましょう!

世の中には

アナタが知らないだけで

アナタがやったことがないだけで

得意かもしれないこと

好きかもしれないこと

があるかもしれませんからね

それか

自分に聞いてみてもいいかもしれません

「わたしって何が好きかな?」

「自分は何が得意なのかな?」

それが分かっていれば

似たようなものを

試してみるといいでしょう


え?それも分からない?

そういうときには

周りの人に聞いてみましょう

親でも友達でも

誰でもいいので

「わたしって何が得意だと思う?」

「わたしって何が好きだと思う?」

それを聞いてみましょう


ひとりで分からなければ

お医者さんに相談するのもいいです

病院のお医者じゃないですよ!

お仕事のお医者ともいえる

キャリアコンサルタント

という仕事をしている人がいます

そういう人に聞けば

分かるかもしれませんね

未成年の人は

キャリアコンサルタントに相談したい

そう親御さんに聞いてみてください

きっと教えてくれるはずですよ


あなたがこの先の未来で

楽しく元気に働いている

あるいは

働かなくても生きていけている

楽しく毎日生きている

もしくは

今はツラくても

良くなりそうなヒントを見つけた

きっかけを見つけた

そうなっていることを願っています

あなたの人生に幸せあれ!!


導師真ショウより


この話題のきっかけ

最近見た梅原さんのチャンネルへの質問で、生きるの大変で子供の頃に教えてほしかったという話がありました。

それをみて「確かに」と思ったと同時に、「自分ならどうやって子供達に分かりやすく伝えるだろうか」と考えました。

考えながら文章を打っていたら、こうしたものが出来上がりました、思ったよりも長くなりました。あ、このイス取りゲームは良くあるたとえ話ですね。子供達にとっては授業とかがイメージしやすいと思うので例えに取り入れてみました。

あんまりこの文章を実際の学生が見つけて、こんな部分まで読んでくれているとは思わないですが、もしも読んでくれていたらコメントしてほしいですね、そんな人がいるのか知りたいです。

わたしも書いてみて良かったです!子供達のキャリアに関する分野、キャリア教育にはすごく興味もあるので、それをこうした文章にしてみて良かったです。今後のセミナーとかにも使えそうですし、今回の内容は学年・年齢問わずに話せる内容ですからね、なんなら私の教え子とか、子供時代の自分自身にタイムスリップして教えてあげたいですね。

あーーー面白かった!!!

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