何故田舎で? 5G

 A. 障害物が少ない,衛星通信との干渉の心配が少ない。

 大容量のデータが大きく素早く移動できる5G。ヌルリと5G携帯が発売されたが,基地局のカバー範囲は穴ぼこで,都内でも途切れ途切れになるらしい。

 さっさと基地局数増やせ,とニュースを見てイライラもしたが,そうやすやすと設置できるわけではないようだ。理由は2つある。

 1つは4Gよりも周波数が高い(波が短い)ため,電波が障害物の間を回り込みにくい(i)。コンクリートジャングルの都心部だと,かなりの基地局を張り巡らせないと,電波が弱い。これだと,都内で動きながらクラウドに繋がりっぱなしっていうのは難しいんじゃないかな。

 2つ目がソフバンやKDDIが使おうとしている3.7ギガヘルツ帯が,衛星通信の電波と干渉してしまう(ⅱ)。なので,5Gの基地局立てるにしても,衛星通信の基地局との位置関係を調整しながら建てないといけない。

 …ってなった時にさ,田舎の方が都合が良くない?ってなるよね。

1と2が起こりにくい田舎なら,電波が通りやすいひらけた田舎を拠点に5Gを好き放題使っていろんな実証研究ができる。

 なぁ…軽トラの後ろで揺られながらSTADIAでアサシンクリードオデッセイやろうや。

 

 引用

ⅰ)https://techweb.rohm.co.jp/iot/knowledge/iot01/s-iot01/01-s-iot01/1844

ⅱ)https://r.nikkei.com/article/DGXMZO57453000R30C20A3000000?type=my#IAAUAgAAMA

#COMEMO #NIKKEI

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