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シンプル応急手当セット

普段お出かけする際に持ち歩いている応急手当ポーチ。

ブッシュウォークや自然の多いところへ行く際には、もう少し追加するものがありますが、今回紹介するのは、本当に普段用のものです。

◎ 絆創膏

これは基本の基本なので特に説明する必要はないですね。子供をお持ちの方は可愛いタイプがいいですね。絆創膏をつけるほどの傷でなくても、子供は嬉しいんですよね。

◎ テープ(医療用)

ピンセットでもつかめないぐらい小さなトゲが刺さった時に便利です。
オーストラリアでは、このような小さいトゲがついている植物が多いんですよね。もちろん、ガーゼ等を押さえつける為にも使えます。

◎ ピンセット

つかめるトゲはピンセットで取ります。

◎ ミニハサミ

ハサミがあると色々便利です。

◎ レスキューレメディー(液体或いはグミタイプ)

小さい容器に入れています。怪我やその他の原因でパニック、不安を起こしている時に大活躍。

◎ アーニカクリーム

アーニカエキスの入ったクリーム。打撲の際、直ぐに塗るとアザになりにくいし、腫れにくい。痛みを緩和する効果もあります。(ちなみにアーニカクリームは出血がある場合には使えません。)
チューブのまま持ち歩くと少しかさばるし重たいので、醤油が入っていた魚型のタレビンに入れています。軽くなって良し!使いやすくて良し!

◎ ラベンダー精油

かなり小さいガラス瓶に入れています。(10滴ぐらいしか入らないサイズ)
虫刺されには1~2滴程度。リラックスさせてあげたい時や頭痛のある時は香りをかがせるだけ。

◎ ペパーミント精油が入ったオイル

これはミニサイズのガラス製のローラーボトルに入れています。
虫除けにもなりますが、頭痛や肩こり等にも。

◎ 消化不良用のハーブチンキ

これも小さなガラス容器に入れています。(2回分ぐらいに必要な量だけ。)
Iberogastというハーブチンキを使っています。ハーブで作られたチンキで最近では普通の薬局でも売られています。(オーストラリア)
これは、腹痛にとてもよく効きます。私も息子もグルテンを食べ過ぎたりするとお腹が張ることがあるので、お出かけ先で万が一腹痛があった場合には助かっています。(グルテンの食べ過ぎを避けるのがベストなんですがね。)

◎ コロイダルシルバー

小さなガラス製のスプレー容器に入れています。
コロイダルシルバーは殺菌作用が強いので、殺菌目的に使います。
傷口を洗いたいけど、周りに水がない時に大活躍。水で洗ってからコロイダルシルバーをつけてもいいですね。
また、炎症を起こしている箇所にも使え、添加物等が入っていない純粋なタイプのものは、目や口に入れることも出来ます。
目が赤くなっているとか、喉がなんとなく痛いと、という時にシュッシュッと使っています。
誰かの血や体液を触った後で、直ぐに手を洗えない場合にも、サニタイザーとしてコロイダルシルバーが使えます。

◎ 過酸化水素水6%

日本ではオキシドールとして知られていますね。
私がこれを使うのは、出血がほとんどない深い刺し傷の時のみです。
釘等の金属が刺さった、動物に噛まれた、等。
破傷風菌は酸素に弱いです。なので出血している場合は酸素にさらされるのであまり心配はいらないのですが、刺し傷や噛み傷等はあまり出血しない。つまり酸素にさらされていない状態です。
刺し傷や噛み傷に過酸化水素水をたっぷりと使うことで、万が一、破傷風菌が存在していた場合でも酸素にさらすことができます。

◎ 三角巾

大量出血している傷口を抑えたり、包帯として使ったり、何かと便利。

◎ カーゼ

絆創膏ではカバーできないぐらいの大きい傷口等に。

◎ カイエンペッパーパウダー

お料理に使う、辛めの唐辛子カイエンペッパーの粉です。
大さじ2ぐらいををジップロックバッグに入れています。
これは、どうしても止まらない出血がある場合に使います。
傷口を心臓の位置より高く上げるテクニックや、体の所々にある止血ポイントを抑えるテクニックはありますが、どうしてもなかなか止まらない出血というものはあります。(その人のビタミンKの摂取量も関係しています。)
そのような、なかなか止血しない傷口にカイエンペッパーの粉をたっぷりとふりかけると驚くほど早く出血が止まります。
ただの唐辛子の粉なので、後で洗浄する場合にも問題ありません。

また、カイエンペッパーは、心臓発作や脳梗塞が起こっている際に直ぐに摂取すると悪化しなくなるという意見もあり、成功例ケースもあります。(一般の医療機関は否定するでしょうが。)
誰かが心臓発作、或いは脳梗塞らしき状態になっている際、舌の下に小さじ1程度のカイエンペッパーを入れてあげます。
もちろん救急車を呼ぶのが先ですが、救急隊員が来るまでに悪化しない措置をとることで回復が早くなったり、後遺症を少なくしたりすることはできると思います。 

◎ 人工呼吸用保護シート

このようなものです↓

人工呼吸の必要な人の口の上に乗せるタイプのもので、口周りや嘔吐や血液がある場合の保護となります。
一応、心肺蘇生法を知っているので、万が一、それを必要とする人に出くわした場合は、対応できるようにしておこうと思っています。
もちろん、このようなシートがなかったとしても行うべきなのでしょうが、あればあるで、プロの救急隊が来るまでは、オプションとして使っても良いと思います。

以上が普段持ち歩いている応急手当てセットの中身でした。

ブッシュウォークや海等の大自然のある場所に行く場合に、追加して持って行っているものは、また、家に常備しているもの等は、またいつかご紹介致します!




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