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針仕事

先程までずっと、針仕事をチクチクチクチクやってました。

僕は導法の際に、ヴィンテージの服を着て行うので、補強や修正のためにメンテナンスを時々しなくてはならないのです。

ヴィンテージというよりかは、アンティークの服を着ることの方が多いので、アンティークの服とは、100年前の服のことを言うのですが、当然ボロボロのものもあれるし、生地が擦れて破れかけのものもあるし、ステッチがほつれているものもあるし、何かとメンテナンスをしながら着用しなくてはならないのです。

僕としては、メンテナンスをしながら着用することに大きな意味があると思っていて、野球選手がグローブを磨いたり、サッカー選手がスパイクを磨いたり、料理人が包丁を研いだりすることと同じで、心を込めて大切に扱うことをしなくては、すぐにボロボロになって破けてしまう。

どんなものであっても、

心を込めて大切に使用することの重要性を忘れてはならないという戒めでもあるのですが、

ここはまた、詳しく微生物の説明の際に書きたいと思っていますが、

心を込めるほどに、服が呼吸を始めるのです。

わかりにくいですよね。

でも、事実そうなのです。

そんな服を着用すると、体そのものが発酵するのです。

湿った服を着たら、身体が何だかダラっとしてしまう感覚は誰もがわかると思います。これは、腐敗なのです。

しかし、太陽の光に当てて干した服は、着ると途端に元気が出てくる。これが、発酵なのです。

また、これらを踏まえてまた微生物のお話をしたいと思っております。

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