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飲食業という最大の薬


ふと思った


飲食業って耐えうる力がないと成り立たないなと

言い方が悪いがドMといえばわかりやすいか


どれくらい来てくれるかわからないお客様のためを思い
朝から仕込みして
終わってからも仕込みして

営業中は立ち続けて
熱を使えば暑い環境の中
調理を行い

お客様のご要望に応えるために持ちうる最善を尽くして


その先にあるのはお客様の笑顔


見れたら最高
見れなければ
なぜなのかともがき苦しむ


なにか悶々と葛藤していても

笑顔が見れた瞬間は幸せになれる


お客様が来ないと
暇だと嘆き苦しみ

お客様がいらっしゃれば
忙しさと多幸感が増え


一度離れても
忘れた頃にこの環境を欲してしまう


利益じゃない
お金じゃない


自分の技術といかに向き合い
チームを強くしていくか

飲食は1人ではできない


飲食業は特殊だと思う


衣・食・住

と人が生きていくために欠かせない基本的な必需品の中でも

腹が減ったら食べないといけなくて

切り離せられないもの



そんな中で自分の表現を作っていくこと
自分らしさとは
ドーナツとは

考えることは山ほどある




先日お店に一緒に立ってる
妻と喧嘩した

お互いに譲れない部分をぶつけ合った
配慮なんてものはない

頑固者同士のぶつかり合い

お互いがプロフェッショナルとしての自覚を持ってやっているからこその衝突


折衷案は寄り添い合うことでしか解決できない内容でした

オーナーとしての立場
妻としての立場


ドーナツを生産する立場
ドーナツで接客する立場



2人で真剣に向き合い続けてきた1年間を
さらに2年目、3年目と強くしていくためには必要な衝突であったと思います。

24時間5日間ほぼ一緒にいるからこそ

分かり合える部分と会えない部分は
しょうがないものなのかなと



妥協はしない
お互いがお互いを高め合える存在であり続けるためには


常に考えて
意見を出し合わなければ

飲食業では戦っていけない





オーナーとして
ドーナツを表現するクリエイターとして
自分の"食"を体現し続ける

頭の中は思いつくことばかり

あとはやるかやらないか

   だけ



6月ももう終わり


暑さに負けない7月、8月にしたいなー




doughmakerらしく

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