色々学んだ1週間目
配信、1週間目
全世界に顔出し配信を始めて7日目になる。
この日で『7DAY』の欄に載れるのは最後だ。
なんとあっと言う間な事か。
前日は開き直って、過疎枠を利用して(?)
洗い物配信などしていたので、また同じ事になるのだろうなと、配信用のスマホの隣に、このPCを用意していた
今日も誰も来なければ、配信中にこの記事を書く予定だったのだ
ところがどっこい蓋を開けてみれば、最終的に殆ど話が尽きる事が無く終わった
前日、マネージャーさんに勧められた通りに「リス活」と呼ばれる枠周りをしたおかげもあって、その時に行たリスナーさんが遊びに来てくれたりした
また地域枠から、同郷のライバーさんが遊びに来てくれて地元話で盛り上がり、そのままファミリーにも入ってくれた
リスナーもやるしライバーもやるという人は意外に多い
色んな人がそうやって色んなライバーさんの元を回り、来てもらったり遊びに行ったり
お互いに貯めたコインを投げ合ったりする文化があるらしい
一方通行ずつではあるが、お互いに顔を見て話せれば文字だけの会話よりもずっと仲良くなれる気する
そうやって毎日地道に、配信しながら、枠周りしながら、このアプリの中で知り合いを増やしていって
いずれファンになって応援してくれる人を獲得するしか無いのだ
配信を始めていきなりすんなり躓くことなくランクが上がり、ファンが増えて順調にいく人はほんの一握り
それは見目麗しい容姿だったり、確立したキャラだったり、特技だったり、愛嬌だったり、若さだったりするが
今更、時は遡れないし、整形しても大したことにもなれんし、ピアノがプロ級になるわけでもなく
出来もしなぶりっこをBBAがした所でキモいだけだ。
私は、私が既に持っているもので、勝負をするしかない。
先日、枠周り中にBOX枠で有名なAランクのライバーさんが言っていた
前日つまらない配信をしてしまって、メーターも上がらず、マイナスがつきそうになって、泣く泣く締め切り直前でおやすみチケットを使ったと。
※おやすみチケットを使うとマイナスを無かったことに出来る
そのことで昨日は泣いて凹んだと話していた
Aランクのライバーですら、日々メーターとの戦っている。もちろんSランクも同様だ。
今日が良くても明日はダメかも知れない
今日がダメでも、明日はいけるかも知れない
そういう積み重ねを日々繰り返しているのが配信ライバーなのだ
長く続けているライバーさんほど「今日はプラマイ0で良い」「今日はあえてマイナスの日だからアイテム禁止」「今日はプラ2取りたい!」など、緩急をつけるのが上手い気がする
毎日アイテムを催促したところで、リスナーにも体力の限りはある。当然お金の限りもある。
現状維持しながら、時々、ステップアップを目指す。それぐらいがちょうど良いのかも知れない。
このアプリにはイベントも沢山あって、私も翌日は初イベントに出ることになっていたので
この日はその宣伝を主に出来たので良かったと思う。
しかし人が沢山来ていれば、イベントで勝てるのか?と言われればそうでもないのがこのアプリの面白い所で
所謂、たくさん投げてくれる『太客』を捕まえられればそのままポイントに反映されるので
実際の人数が少なくても、アイテムをドカンと投げてくれる人が一人居れば1位にはなれるのだ
そこは正直、運要素が強いという
トップライバーであるSランク同士のイベントを覗いてみると1位と2位の間には、既にかなりの開きがあった
2位のライバーさんの枠は、相当な盛り上がりようでコメントも流れるのが早く、色んな人がアイテムを投げ合っているので、アニメーションも止まらないような状況だった
なので1位のライバーさんは、さぞかし賑わっているのだろうと、内心ワクワクしながら見に行った
するとどうだろう、視聴人数はおそらく5分の1以下
コメントも常連だけがしているのかゆっくりで、ライバーさんもまったりと配信していた
その代わり、常駐しているリスナーさんの課金額を示す『カラー』がとてもカラフルだったのだ
※つまり重課金者が数人いる
1080コインを投げてくれる人が100人いるよりも
5555コインを何度も何度も投げてくれる人が数人いるほうが
実質イベントでは強いという事になるわけだ
私の目から見ても、どう考えても盛り上がっているのは、2位のライバーさんだった
システム的に、それはどうなんだろう?と思いながらも
私が戦う世界の厳しさを、まざまざと見せつけられた感じがした
現実のキャバ嬢もきっと同じなんだろう
いかに、マンションや高級車を贈ってくれるような太客と出会って気に入って貰えるか。
売れる売れないのボーダーラインは
確かに【運】要素が強いのかも知れない
私は、地道に、私でも良いと言ってくれる人をコツコツと増やしていくしかない。
その中でいつか、毎月私のために課金して、アイテムを投げて応援してくれる人が現れるのを
毎日祈りながら、配信を続けるしかないのだ。
まるで助けに来てくれる白馬の王子様を待ち続ける姫のようであるが。
待ってるのがBBAですまんの。
投げてくれた分、楽しんで帰って貰えるように
日々工夫しよう
この世界だってGive and Take
貰ってばかりでは成り立たない。
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