現実の世界でも、レベル上げ必須。

二日目。
本来ならば、平日なので昼間は一人になれるはずだった。
しかし、幼稚園が新入生面接のために在園時は休園だったことを見逃していたのだ。

しまった。。息子が家にいるではないか。
しかし、それで配信を休むわけにはいかない。これは「仕事」なのだ。

世の中の働いているお母さん達は一体どうしているのだろう
このコロナ禍で、子供が熱を出したら、誰が見てくれるんだろう
その度に仕事を休まざる得ないのか?テレワークなのか?

本当に頭が下がるばかりである

もちろん、子供の面倒を見ながら配信をするライバーも沢山居る
なんなら子供がメインになっている配信枠も見たことがある
でもなんとなく、子供は出したくなかった
私単体で、出来れば勝負したかった

私は、押し入れの下の段に入っていたワゴンをひとつ引っこ抜き
そこにラグを敷いて、座椅子を持ち込み、リングライトを入れて
押し入れからこっそりと配信をすることにした

あとでわかったことだが、押し入れの襖はとても分厚く頑丈だったせいか、Wi-Fiがほとんど遮られていて、めちゃくちゃ電波が悪かったらしい

おまけに私が配信しているのは4年以上前の古いサブスマホだ
画質も良く無ければ、こっそり小声配信なので音質も悪い
明かりはリングライトだけ

配信者としてなかなか底辺の配信環境の中、二日目は午前中、夕方、深夜と2時間ずつ配信してみた

リスナー数は、ざっくり言うと初日のおよそ半分
時給分は相変わらず4時間分で120円。投げ銭のアイテム分は43円。

ほぼ、無給である。

そして寝ればいいのに、配信が終わった後に夜帯に活動する推しの元へ、新規登録になってしまった報告を兼ねて、遊びに行った

そう、二日目の目標は、レベル10になること。
そうすればファミリー(FCシステムのようなもの)が作れる。

配信でもレベルは上がるが、一番手っ取り早いのは「アイテムを投げる事」だ

新規キャンペーンで、ログインするだけで30コイン貰えるのと、BOX枠周りで得たコインなどを合わせて貯めに貯めた155コインを最推しのライバーのために1回で投げた

その名も「I LOVE YOU」アイテム

一回りも下の同性の女の子に、愛の告白アイテムを贈るBBA
控えめに言ってキモいの一言だが、プラ1狙ってたとのことで喜んでくれた

そしてあっさりレベルも10に上がった
Win-Winである

やっと、これでファミリーが作れる!

初日に来て長めに喋ってくれた数人に、さっそく招待を送る
使い方は正直…わかっていない←

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?