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39 - 「創造的」ニュースの見方

武器や薬は世界不況のときには好調な伸びを示すはずなのに、ふしぎにも、現実は正反対だった。人々は薬を買う金がなくなると、長いこと忘れていたものを再発見した。兵器は贅沢だ、庭で見つけた石でも頭蓋を打ち砕ける、それで十分だと気がついた。(『一年中、いつも九月』)

39(*38はこちら

Chantrapas(シャントラパ/以下”C”): 荷物編、最初のメモは……。

Johnny Cash(ジョニー・キャッシュ/以下”JC”): おん。

9枚目のメモ:対称性について

C: 「対称性について」。左右対称の「対称」ね。

JC: ほおん。

C: (左手の親指を立てると、真っすぐ上がらず45度の角度に上がる)

JC: あぁ。

C: この間指摘されて気付いたの。右は真っすぐ90度。左だけグイッと。

JC: そんなもんじゃないの?(両親指を立てる)

C: わたしと反対が斜めだね。右利きと左利きの差かな?

JC: 利き手じゃない方だね。知らなかった。

C: 新鮮でしょう。〇ちゃんに指摘されて……。

JC: 〇ちゃんは?

C: 両方真っすぐ。その代わり小指が、

JC: あんのかいっていう。

C: 詰めたみたいになってた。短い。対称性……カリンバとか弾くと面白いでしょう。アフリカの楽器は身体のトレースで左右対称なのが多いと言われるよね。ヨーロッパの楽器は非対称性が高い。バイオリンとか。

JC: そうね。

C: 対称性、非対称性について考えてみよう。サブらしいざっくりとした話題。

JC: 非対称を直すと良くないと言うよね。

C: 放っておけってこと?

JC: 子供が右利きでたまに左手で食べる、とか。「面倒だから右にしたら?」と親や保育所の先生が言うでしょう。

C: うん。

JC: 自分なら言わない。うちもそうだったからだと思うけど。現に今も左利き。みんながやってることを左で……書道とか「右の方が書きやすい」と直そうともされたけど、うちの親は「右はどうせ社会で使うから字書くくらい左でもいいやん」と言うくらいの感覚だったね。

C: ふうん。

JC: 柔軟な環境だったと思う。だからこそ自分は「非」社会的なわけよ、すごく。8割とか、もっと右効きでしょう。

C: 改札とか全部右だもんね。

JC: そうですよ!

C: はははは。捻じれるんじゃないの体。

JC: だから左利きの人はどっちからでも入れられるように体が出来てる。左利きの人……平均寿命が低いと言われるよね。ストレスが多い。いろんな場面で、自動販売機使うとかでも。

C: 疲れるのね。

JC: うん、結構疲れる。だから……非社会的なものがベースになっているから、自分の場合は仕方ない。湾岸戦争の時点で気付いてしまう。はははは!

C: 土台がね。ふふふ。

JC: 「悪いのアメリカやな」と思っても仕方ない。くくく。

C: ナイラ証言くらいでは。

JC: 騙されないよね。

C: 子どもの寝相は直したらいけないと言うよね。それ「で」整えてるから。直したら余計歪む。

JC: そうそうそう。基本は放置がベストに近い。教育って……。保育所とかがうるさい所だったら、ありもしない事教えるでしょう? ウクライナが正しいとかね。

C: 保育所でやってたらヤバいよ。ハイル・ウクライナだよ。

JC: みんな旗持たされて。ひひ~。

C: 自民党の先生方は歳費から全員一万円ずつ寄付するらしいよ。

JC: あ~~~。笑ったあれ。

C: おもしろニュース。

JC: おもしろニュースだったね。一万円くらい払ってくれ。なにその姿勢……しょうもない。

C: ははは。

JC: 本当に。ゼレンスキー……書くには情報としてあれだけど、JC仮説ね。

C: おん。

JC: 彼はユダヤ人よね。アメリカもヨーロッパもイスラエルをちょっと面倒臭くなってきてそうでしょう。

C: うん。

JC: パレスチナの問題とか、シリアの事も変に手を出して叩きどころいっぱいになって。

C: そうだね。

JC: ウクライナに……ユダヤ的な国家を作ろうとしてるんじゃないかと思って。

C: わぁ。

JC: ネオナチがやっぱり邪魔。ネオナチはゼレンスキー自身は推してるようにやってるけど、これは芝居で……厳密にはウクライナに「空き」を作る。ネオナチを追い出して、自分は生き残って、ユダヤ国家をウクライナに……とか考えてるんじゃね? というのをちょっと考えたのね。

C: ううん。

JC: プーチンはそれを知っててやってるかもしれない。「いいよ」的な。「ただ、やるんだったらアメリカ切ってよ?」という。「この話が済んだら」とね。そういう世界だったらみんなの読みとはまた違う世界が待ってるなぁという気もしてきた。これは予測の範囲だけどね。

C: うん。

JC: 新ユダヤ……所謂ナチズムの流れを汲んでいるユダヤの流れと、もうちょっと本来のユダヤ教に近いのを守りたい人達が、二分しているんじゃないか、という読みだよね。今、ゼレンスキーはネオナチ絡みのユダヤの片棒を担いでるということね。

C: うん。

JC: で、終わったら「反転」。だからプーチンがDS全部追い出してやるぜって言ってる。ゼレンスキーめっちゃ良い奴。ふふふふふ。まぁ……「ない」読みだけど。頭のどっかに。

C: 考えておく。

JC: うん。全員ユダヤってのはね……何だろうと思ってた。イスラエルの中に変化が生まれてる可能性。トランプもプーチンもユダヤ教とは密接だからね。意外とその辺の流れはありますよ。これはJC最新情報。はははは。情報じゃないけどね。

C: 最新自分史だね。

JC: うん。自分史では注視しておこうかなと思ってるポイント。NATO・アメリカがそれをどう考えるかだよね。直近で一番面白かったのはイーロン・マスクがTwitterの筆頭株主になってたっていう。あれは結構面白い。SNSが「見たらわかるでしょう」というくらい影響が大きいものになっていて、ハンター(・バイデン)のノートパソコンの話が出てきてそろそろ起訴するかも、という直前でイーロン・マスクが「Twitterって平等に情報流してるように見えるか?」とアンケートを取ったら、7~8割が「違う」と。

C: うん。

JC: 「じゃあ新しいSNSが欲しいか?」というと賛成が多かった。それが二週間くらい前(※この収録は2022年4月4日)かな。気が付いたら筆頭株主のニュースですよ。Twitterを「それにしよう」と言ってるのか、完全にTwitterを抑え込んで「新しく作る」か。Truth Socialと繋げちゃうのかなという気もするけど。実質ツイッター買収ということになるかな……。そこが本当にフリーなのかということですよ。トランスヒューマニズムになるのか、トランスしないヒューマニズムになるのか……イーロン・マスクは分からないところがある。

C: 子供の名前が記号だったり。

JC: そう。トランプの叔父さんだったかな? ニコラ・テスラの下で働いていたというよね。

C: へえ。

JC: テスラの研究資料は焼却処分されてると言われているけど、当然保管されてるよね。その辺りの情報をトランプは持ってるんじゃない? という。で、イーロン・マスクが現れて、「テスラ」という会社、いつも二人で同じような方向へ行動してる……。そういう流れを考えると……まぁアメリカってそういう国。単純さだけでは見れないものもあるわけで、ややこしいわと思ったり。今のところ記号を出していってるだけだけどね。パーツパーツを……これから一週間くらいのキーワードだね。「ウクライナにスターリンクを出した」と言った時から「あ」と思ったよね。

C: メインキャストの一人。

JC: そう。アサンジも獄中結婚しました、と。あれ多分ゴーサイン。バイデン下げ。(※リンク:ウィキリークスのアサンジ被告が獄中結婚、交際中の弁護士と|ロイター)

C: なるほどね。

JC: プーチンの作った三国同盟の中にアメリカがどういう形で入っていくのかというのはわからない。向こうは共通の通貨にしていくつもりだろうし、「ロシアと中国行き来できるようにする」と書いてた。そっちの流れで行くなら今まで思ってた悪い方のグレートリセットはとりあえず回避出来る。あれは最悪のシナリオだからね。

C: うん。

JC: 冷静な判断は必要だけど。日本……しばらく悲惨です。はははは。

C: 当面インフレ。ドイツもすごいの始まってると。

JC: ガス止まって薪使う。トルコもインフレがすごかったのは日本と一緒。緩和したまま締めつけなし。日本はしばらく宙ぶらりんをキープがベスト。

C: 宙ぶらりんのプロみたいな人が首相。

JC: 丸出し。

C: いいタイミングで次のメモ。「岸総理」。

JC: はははははは! キシ!

C: 誰かが言い間違いで「岸総理」と。面白いなぁ。

つづく


2022年4月4日 doubles studioにて録音

ダブルス・ストゥディオ
Johnny Cash (thinker/artist) & Chantrapas (designer/curator)

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