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43 - 新しい知らなかった生命力

-僕は仲間外れですよ
-知ってるさ
-知ってる? なぜ知ってると?
-知るのが私の務めだからさ
(『第三世代』)

43(*42はこちら

Chantrapas(シャントラパ/以下”C”): World Walkerzがカタールに行ってた。

Johnny Cash(ジョニー・キャッシュ/以下”JC”): ワールドカップ面白くなるでしょう。フリーエネルギー……送ってくれた写真ヤバかったなぁ。

(C) Instagram @world_walkerz

C: ふふふ。ドーハは凄いよ。スケボーのランプみたいな塔もあるよ。
 
JC: 悪魔系?

C: うん。凄いんだよ……。World Walkerzはいつも見てる。お洒落な人達だね。これこれ。

(C) Instagram @world_walkerz

JC: まんまだね。これは……発電以外の何物でもない。
 
C: スタンガンと同じ形でしょう。バチバチ!

JC: はははは! 凄い……。

C: これとか。同じ場所から昼と夜。

(C) Instagram @world_walkerz

JC: あぁ。スターフォートだよね。自家発電。で、石油大国でしょう?

C: そうだね。

JC: 面白い。「建築的デザイン」とか「土地構造上」とかじゃない、絶対にね。二つの塔があってそのまま真っすぐ……。

C: ね。面白かった。私のメモいく? まだJCのメモがあるなら続けよう。

JC: そうね……中国の感染対策なんなんだろう、というのを聞かれて。

C: うん。

JC: それはみんな不思議だよね。自分はいわゆる「戒厳令」だろうなと思ってるんだけどね。アメリカと台湾の動きの牽制。あとは食糧だよね。船止めて、ワールドワイドな食産業、いわゆるフランチャイズ系を止めちゃう。「経済制裁」だよね。それをやってる。だけど、今中国が何をやりたいのかを国民に説明するのは無理でしょう。

C: うん。四の五の言わずやっちゃうしかない。

JC: やっちゃうしかないよね。ロシアもやって、結果的に支持を得た。中国も分かってやってると思う。台湾系の勢力がまだ国内に残ってるんだろうというのはある。アメリカや中国では、国内に二つの勢力がせめぎ合ってる。日本では役割分担しか無いから分かりにくいけど。

C: わたしはそこに関して変な理解をしててね。

JC: うん。

C: 珍説だけどいい?

JC: 珍説大好き。

C: ふふふ。まあ似てる。ロックダウンしてるでしょう。いわゆる「西側」企業を痛めつける。コンテナ止まる。人材流出。中の経済下がる……「オッケー!」みたいな。

JC: うははははは! そうそう。そうだと思う。

C: で、チキンレースじゃないけど、残った奴でやる気満々。

JC: あぁ。

C: ここで脱落するならそういう奴、くらいの。ある意味自爆なんだけど、自爆そのものを目的化してる日本とはちょっと違って、中国はもう少しクリエイトに向いてる。「もう一回やる」ための。

JC: うん。

C: ね? 世界全部巻き込むでしょう。今中国を経由しない経済というのは、

JC: あり得ない。

C: ね、ないからね。使うモノづくり、食べるモノづくり……このまま減らすでしょう。

JC: うん。

C: 作らなければ減る。

JC: うん。

C: どんどん備蓄も減っていく。死ぬ奴は死ぬ、生きる奴は生きる……それでオッケーと、そう見えるなぁ。

JC: 人口が多いから出来るよね。実はそんなことはないけど。減っていくのは分かってるからね、子供作っちゃ駄目政策やってたから。一世代どうしても減る。

C: その話は……ちょっと後で出てきそう。そう、今日は運命に任せるんです。

JC: おん。

C: 一枚目のメモだけ決まってる。「ゲームをしよう」。

最初のメモ:ゲームをしよう

C: 前回から一ヶ月と一週空いた分、メモがけっこうある。裏返して、カードみたいに引いたのから話していこうかと。

JC: なるほど。

C: 枚数はわからない。だいたい20枚くらいかな?

JC: うん。

C: カード切るね。ほい、どうぞ。

JC: (選ぶ)

C: あぁ、最初渋いのきたね。「新緑のコンディション」。

JC: 新緑の。ほう。

メモ:新緑のコンディション

C: 録音がない間も実は一度会って散歩をした。それで「今年は新緑のコンディションがいいね」と。渋い……それについて話してみよう。だけど今回はあまり私は喋らないから。

JC: はははは!

C: 司会者でいいです。どんどんいくよ。

JC: 新緑のコンディション……良すぎて枯れてるやつもあるからね。元気すぎ。夏に間に合うのかなという勢いで新芽が吹いてる。何が関係してるのかと思うと太陽フレアしか思いつかないんだけど。

C: うん。

JC: 爆発的だと思う。去年くらいから感じてたけど、エネルギーが凄いんです。

C: 今年(2022年)はほんとに凄い。去年より凄い。ランクが違うよ。

JC: 春・夏・秋くらいまでが一気に山全体で起こっているようなバイタリティー。人間にとってはしんどくて当然。

C: 空と関係ある?

JC: あるんでしょうね。

C: マイナスイオン的なものはある?

JC: イオン……。

C: そもそもマイナスイオンってどう? 似非科学?

JC: あんまり考えたことない。似非科学か……。大気中に水分・水蒸気的なものがあると電気が落ち着くよね。だから安定はすると思う。ある程度湿気がある状態というのは大気的にはそういう状態だろうな。それが人間にとっては憂鬱だったりするでしょう、梅雨の時期とか。ただ大気は安定するよね。そこが人間と自然の……「感情」だよね。身体と感情って別だ、っていう。

C: ふん。

JC: 「刷り込み」されてるのもある。雨は憂鬱、梅雨は憂鬱とかさ。実際本当にそうかどうかは、身体や自然に聞いてみれば分かるんじゃないかなと思うんだけどね。結構なギャップがあると思う。ただ、今のこの爆発的なエネルギー感というのは……世相との対比を考えるとしんどい。そんなこと考えず普通に生きてる人でも、たぶん無意識に体感してる。

C: 影響される? 押される?

JC: 押される。うん。

C: 楽しそうな人見るとムカつく、みたいなこと?

JC: そういうこと。ははは! そうそうそう。

C: ははははは。

JC: いつの間にか「日焼けすると悪い」とかが当たり前になっちゃってる。本当は日に焼けた方が健康だし紫外線を浴びた方がいいけど、そういうのも無意識に入り込んできているから……。エネルギーを「避ける」ことによって「守られてる」と思い込んでいる部分がある。

C: うん。

JC: 精神的に抑圧されていくよね。精神まではいかないか。心理的に、だね。浅瀬。

C: そうだね。

JC: 地球のエネルギーが強すぎてバクバクしてる。本当は勿体ない。

C: 調子良くなんなきゃね。余りの1の考えか。

JC: 余り1なんだろうな。

C: ね。

JC: そういう意味では観光地とか、人はわざわざそういう所に来てる。精神的に大きな変化は避ける事を選んでる。

C: うん。

JC: そういう場所がすごく健全な空間になっているのはいいなと思うけどね。観光客は「今日綺麗だね~」「ツイてたね~」くらいのノリだと思うけど、「いや、今年と去年は違いますよ?」と、思わず話しかけたくなるよね。新しい、知らなかった生命力があるんだと。

C: ちょっとちょっとって。

JC: 「この時期にあの花とあの花同時に咲かないからね?」と。ラッキーな時に来ましたね、とね。

つづく


2022年5月12日 doubles studioにて録音
 
ダブルス・ストゥディオ
Johnny Cash (thinker/artist) & Chantrapas (designer/curator)

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