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42 - さあ、再開だよdoubles studio

おれのみかたは おれだけだ
(『かいじゅうたちのいるところ』)

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Chantrapas(シャントラパ/以下”C”): めまぐるしかった。

Johnny Cash(ジョニー・キャッシュ/以下”JC”): いろいろありましたね。目まぐるしいから目まぐるしく話したかったんだけど。

C: ちょっと間が空いたね。まずは、ささやかながら、

JC: おん。

C: 有料記事の売上を。

JC: ええぇ。誰か読んでくれた。ありがとうございます。

C: ありがとうございます! そして、代打(トラ)に感謝だね。

JC: トラ?

C: JCが不在の間、夢ちゃんが埋めてくれた。

JC: 上がってたね。読んだ。面白かった。変わった人の周りには変わった人がいるなぁ。

C: ははは。JCさん面白いねって言ってたよ。

JC: 面白いくらいしか取り柄ない。はははは!

C: また出てもらおう。

JC: そうね。今日はちょっとメモが。

C: うん。

JC: いつも「タイムリーなもの」ほど話題の後の方に来てるでしょう。最初助走して、そうすると上げる時にタイムリーなネタが後ろに来る。今日は先にタイムリーなやつをやろうと思って。珍しく用意。

C: おぉ。じゃあお任せしようかな。

JC: とりあえず……昨日(2022年5月11日)の時点で書いたメモ。

C: ニュースおさらい?

JC: そうね。FRB(米・連邦準備理事会)が「利上げする」と言ったのね。同じタイミングで株がバーッと落ちたよね。ドルって、株の下支えがあってドルがあって、FRBがある。だから「株は大丈夫だろう」って経済人はみんな言ってたのね。日本のいわゆるエコノミスト達も。

C: うん。

JC: 金(ゴールド)をいまさら買えないから、株式投資が企業でも個人投資家でも担保になる……と思っていたら、「株から滑って」いったのね。これは予想外というか、向こうの感覚からすると一番あってはならなかった。金利上げちゃうとドル離れ、経済力の弱い国……いわゆる「通貨価値の低い国」ほどドルから離れていく。

C: うん。

JC: どこ行くかといったら決まってる。ルーブルなり元に流れていく。FRB引き上げないとインフレーションが止まらないというのは当然あって。インフレがこのまま続くと国民がブースカ言い始めるのは分かっているわけで……。インフレが来て、通貨危機が来て、破綻して、リセット、という「プラン」だったんだけど、それはあくまでも金本位の経済が向こう側で成立しない、という条件がないと出来ない。だから徹底的にウクライナでやるしかない……という状況がずっと続いた。ここ二ヶ月。やらなきゃ仕方ない。

C: うん。

JC: それが昨日までのおさらい。

C: だいぶ飛んでる感じがするけど。

JC: はははは! そうかな。

C: どこから見るかでしょう? 日本から見ると。

JC: 日本から見ると、に近い。

C: 日本から見ると、株高だけがずっと支えだった。

JC: うん。

C: 見せかけの好景気は。

JC: うん。FRB引き上げが最終のプレッシングというか……。やると株がドンってなって、外貨が入ってこない状況が出来上がってきた。それで慌てて、どこの資本か分からないけど……個人とか企業が今アメリカの五年国債を買うはずがないよね? いわゆる「戦争屋」さん達、いわゆるディープステート系が国債を買うことでなんとか支えようとするけど、見せかけ上ね? 「最後のチャンス」くらいに。ドルをなんとか上げようと思うけど、そうすると全部の辻褄が合わない。内部で破綻してしまうというところまで……来たな、という。

C: 何人くらい気づいてる?

JC: へぇ……。今はまだ「日本は何やってるの」「日銀何やってるの」的なことだよね。まず、日銀何やってるの、というレベルじゃないと思うけど。その……アメリカ国債準備金だよね。今まであったSWIFTを軸とした通貨のコントロールが効かなくなってきているという……漠然とした感覚というのは、多分みんなぼんやりとは持ち始めてると思うけどね。みんなって誰! はははは!

C: そこは今日の話の中で追々明らかになっていくでしょう。

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